MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

手元に来た 村上春樹 「一人称単数」

2021-05-29 19:03:36 | 旅は道連れ世は情け
村上春樹 「一人称単数」




手元に来た。
確か予約した日も忘れたけれど、
20人以上の待ちだったと思う。
図書館から電話連絡があり、
受け取りに行った。
ある意味ずいぶん時間がたっている。


「文學界」に掲載されたものをつづった短編集だった。
ある出来事をたどっていくと、不思議なことに当たり、
それでも状況はあらぬ方向に行くというようなふくらました
感じのストーリーが語られる。


ストレートに笑えるとかそういうたぐいの話ではない
ものが掲載されている。


主和音で解決するようなものでないもやもや感があったりする。
そういうのも、村上文学の持ち味なのかもしれない。


個人的には音楽の話があるものを中心に読んだ。
短編なので、それほどのストレスなく読み進めた。


チャーリーパーカーとボサノヴァ、ありそうでないのだけれど
怖いもの見たさで、そういう音源があるのなら聴いてみたい。
音楽好きの痒い所を掻く狙いがおもしろい。


60年代のビートルズのLPジャケットをもった少女。
主人公と高校の女子同級生をめぐる淡い感情交流の物語。
兄の存在と、その何年も後の彼女と兄と自分の再開。
それの物語。


シューマンの「カーニバル」が味になっている。
しかし現実のストーリーは、かさかさと乾燥気味の
シュールな感覚。


短編で味わう村上世界。好きな人は好きなんだろうな。



コロナワクチン1回目。

2021-05-29 16:32:21 | 旅は道連れ世は情け
コロナワクチン1回目。
27日に1回目を打った。
問診表を書き、検温をして、
担当医が確認して接種。
終了後の15分のその場待機。
一応何事もなく終わり、勤務に就く。


その日の数時間後には37.4度の微熱あり、
家に帰って即時就床。
翌日から倦怠感や軽度の眠気が襲う。
押しては引く感じで続く。
仕事中も眠くなったりする。
昨日は頭痛もあり、鎮痛剤を飲んだ。
困ったもんだと思いながら終業。
夜帰ってほどなく就床。


今日もやはり倦怠感と眠気はあってだんだんなくなってくる
ものの、完全になくなったわけではない。
私は、勤務上打たなくてはならず、拒否れば退職の憂き目を見る。
できれば打たないに越したことないと思う部分もあるけれど、
じゃ、お先にとなるかどうか。自己責任で決めるしかないけれど、
迷った選択の上のこと泣き言は言わないようにしよう。