MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

キャノンボールアダレイ・クインテット・「マーシー・マーシー・マーシー!」ライブ・アット・ザ・クラブ

2019-09-08 10:59:00 | 音楽夜話(ジャズ)

Cannonball Adderley Quintet
https://www.youtube.com/watch?v=TsKqrXj4V1U&list=PL94gOvpr5yt0CDLe_7FM1eYD8qgjYyh0b&index=2&t=0s

このアルバムを買ったのは、オーストリー出身のジョー・ザヴィヌルが、アーシーな、
「マーシー・マーシー・マーシー」を書いたという事で、昔、聴いてみたくて手にした。
3曲目だったけれど、招待客ありお酒ありのスタジオ・ライヴはのっけからハイテンションで、
まるで、その前に1ステージあったような勢いで、曲が進んでいく。キャノンボールも凄いが、
コルネットのナット・アダレイのプレイもくさびを打つようでイカシテル。

ドラムのロイ・マッカーディの叩き出すリズムは手足独立懸架の様でキメが細かく、耳を引く
ところがある。ベースは表立ったところにはでないものの存在感はある。
ジョー・ザヴィヌルのキーボード・ピアノも、この会場の雰囲気にあっている。

アルバム・タイトルのそれも確かにいいのだけれど、それ以外の収録曲も聴いて知るべきところが
あり、ある意味ファンキーなジャズ・アプローチも有りなのだというところを、楽しく教えてくれる。
このバンド収録前に結構リハーサル積んでいるのではないかとい思う。終わりのキメとかはずれないし。

BBCプロムス・ハイティンク・ウィーンフィル・ブルックナー7番

2019-09-08 08:59:58 | 音楽夜話(クラシック)

7番は2019・6・20に記事にした。

今年のプロムスのコンサートで、ハイティンク氏が
ウイーン・フィルを振った演奏が放送された。

FESTSPIELZEIT: BBC Proms

Wiener Philharmoniker
Leitung: Bernard Haitink
Solist: Emanuel Ax, Klavier
Ludwig van Beethoven: Klavierkonzert Nr. 4 G-Dur; Anton Bruckner: Symphonie Nr. 7 E-Dur
Aufnahme vom 3. September 2019

ここでも聴けるハイティンク氏。(期限限定)
https://www.bbc.co.uk/radio3

齢90を過ぎて、プロムスでウィーン・フィルの
ブルックナー・プログラムを振る。

前編でベートーヴェンの4番のピアノ協奏曲を
演奏。

演奏スタイルは変わらないと思う。中庸の美徳を持つ。
前時代の巨匠の風格というのではないけれど、ブルックナーの
音楽は成立する。
ウィーン・フィルのコクのある音色と相まって、7番という楽曲が
映える。
決して大声にならない。そんな演奏。気が付くと聴きいっている。
感謝。

追記

この3日以後、彼の事実上の引退公演がスイスのルツェルンで
ウィーンフィルとの公演で行われました。そのニュースを
知ったのは本日10日でした。齢90歳。堂々の引退。
ウィーン・フィルが花道を飾りましたね。感慨無量。

ハイティンクはさよならを言う(オランダ・ラジオ放送)
https://www.nporadio4.nl/