MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

Live At The Half Note JOHN COLTRANE 5

2019-09-03 12:58:36 | 音楽夜話(ジャズ)
Live At The Half Note JOHN COLTRANE 5

放送音源 ジョン・コルトレーン・カルテットの
1965年のセッションからの演奏を収録。

Introduction And Announcements (Live At The Half Note)
https://www.youtube.com/watch?v=TJft-F3NRcA&list=OLAK5uy_mlS4gVOPXvCix7APPyl845AuNPhYUWeTs

放送録音の凄さは放送のために使われることはあってもそれがアルバムになることは
前もってそういう事になってなければ、それまでのものとしてとらえられ1回性のものとして
考えられるのではないかと思ったりする。演奏しきる感のある録音。

たぶんラジオで1回放送されればそれで終わりだったろう。
放送局で、テープでも保管していなければ、またファンがエア・チェックしてなければ、
このような音源は世に出ることはなかった。

しかしながら音源は残っていて、演奏者の死後でもこのように後世に伝えられる。
リスナーはそれに興じることが出来る。ある意味幸せな時代かも。

コルトレーンを聴くことは1年に1-2度くらいで、この様な長尺物を聴くことは
ほとんどない。たまたま、耳に引っかかって聴いていたらはまった。

カルテットのエネルギーの高さ。トレーンは湯水のようにフレーズを叩き出し、
エルビンのドラムは煽り続ける。ジミーのベースは唸り、マッコイタイナーのピアノは
トレーンと通信でもするように呼応する。全く手に付けられないカルテットが
聴き取れる。

放送録音には驚きがあり、これだからやめられない。

THE PIANO HERBIE HANCOCK

2019-09-03 10:45:40 | 音楽夜話(ジャズ)
THE PIANO HERBIE HANCOCK

1979年の日本録音。ソロピアノ。
ここで、ブラインドフォールドテストをしたりする。
誰の演奏か当てるもの。

ビル・エヴァンス ビルはちょっと違うフレーズを繰り出すだろう。
スティーブ・キューン スティーブはもうちょっとエキセントリック。
デニー・ザイトリン デニーはもう少し小難しいか。
キース・ジャレット キースの唸り声が聞こえない(笑)。
チック・コリア  チックよりラテン・フレイバーが少ないかな。
ハービー・ハンコック 消去法で行くと彼かもしれない。


それにしてもこういうアルバム作っていたんですね。この後、
確かチックとソロとDuoのアルバム作ってたりしたけど。
彼の独白も結構美しくリリカルで、また違う一面が見れて
よかった。

THE PIANO
Herbie Hancock - My Funny Valentine
https://www.youtube.com/watch?v=DpBim7cxpmM&list=PLjdtipl99Q-i0mBB5isaUEX646LiCQt6p&index=1

浮ケ谷孝夫(指揮)浮ケ谷順子(Fl)プレイズモーツァルト。

2019-09-03 08:29:34 | 音楽夜話(クラシック)
Das ARD-Nachtkonzert (I) 9/3 7:05~(時差は7時間)

Wolfgang Amadeus Mozart: Flötenkonzert G-Dur, KV 313
(Junko Ukigaya, Flöte; Brandenburgisches Staatsorchester
Frankfurt: Takao Ukigaya);

ご夫婦共演の一枚。ブランデンブルグ国立管弦楽団フランクフルト
首席客演指揮者の孝夫氏と、フルート奏者の順子女史。
伝わる1曲でした。これはアルバムとして出ています。

指揮者になりたいという強い気持ちから、圧倒的な感動を与えられる
指揮者に・・・。強く思い願いながら其れについて努力を惜しまず、
やり切る。なかなか出来ないことが出来たときに、それがかなう。
ドイツで30年以上活躍しながら、自分の夢を現実化していく能力を
持ち、自己実現のためには何が必要かわかってそれに向かえる
スキルも持たれ努力が出来る。言うは易く行い難しだけれど、
そのような先人は必ずいるんだなという事がよくわかる。
そのようなことがよくわかる演奏におもう。

福間 洸太郎(p)

2019-09-03 01:30:50 | 音楽夜話(クラシック)
PANORAMA  9/2

バイエルン放送協会クラシックサイト。
https://www.br-klassik.de/programm/radio/index.html


Francis Poulenc: Aus "Trois Novelettes" (Kotaro Fukuma, Klavier);
Alexis Weissenberg: "Vous oubliez votre cheval" (Kotaro Fukuma, Klavier);
福間洸太郎(1982~)今年37歳。20歳でクリーヴランド国際コンクール優勝
(日本人初)およびショパン賞受賞。現在までに13枚のアルバムを出し、有名ホールでの
リサイタル、有名共演オーケストラ多数。現在ベルリン在住。

この時間に紹介されたのは、ナクソスレーベルから今年出された「France Romance」
というアルバムの中から紹介されている。

プーランクの3つの短編小説から、FP47の2つの短編小説。ハ長調と変ロ短調
(1927年・1928年)。
一曲目、ライナーにはモーツァルトの様なとあったが、個人的にはシューマンの
アラベスクを想起した。
2曲目は何らかの滑稽さを現したような音型が出てくる。フランスのエスプリだろうか。
3曲目は、ピアニストのアレクシスワイセンベルク氏が、編曲したもの。
「シャルル・トレネによる6つの歌」の編曲。「あなたは馬を忘れた」は、
リズミカルな華やかで軽快な音楽。べヒシュタインのピアノの音色も魅力。

まだ、ベテランの域ではないのかもしれないけれど俊英。ヨーロッパに定住し、アルバム
リリース後の今年はドイツと日本のコンサートツァーで忙しそう。

福間洸太郎HP
https://www.kotarofukuma.com/