MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

MARY  FLOWER(g)

2019-04-28 23:55:19 | アコースティック・ギター・トリップ
MARY  FlOWER(g)

メリー・フラワーHP
http://maryflower.com/
1949年インディアナ州生まれ。女流ギタリスト。
「RAGTIME GAL」というアルバムは見たことがあるものの
聴いたことはない。プレイしたり教えたり、なかなか
活動歴もある方。

JITTERS 音源。
何かゲイリー・デイヴィスを思い出させるような曲。
https://maryflower.bandcamp.com/track/jitters

(米)Acoustic guitar 誌 記事。
http://acousticguitar.com/video-lesson-how-to-play-the-guitar-rag-jitters/
これにはAパートのみの写譜があります。その後がなかなか聴きごたえあるの
ですが、これは致し方ありません。
この曲は個人的にはツボなのですが、古いラグタイムであるものの
郷愁をそそります(笑)。

ジョニー・デップのアコギ的

2019-04-28 23:15:41 | アコースティック・ギター・トリップ
ジョニー・デップのアコギ的

俳優の前はミュージシャンだった。
「メイベルのコードブック見ながら練習した・・・」
というようなインタビューがあった。

アコギ的には、たぶん俳優になっても楽器は触ってたと
思われ、楽器も「チャーリーとチョコレート工場」の時の
ナショナル・デュオリアン(12Fジョイント1930年代)
レゾネーター、とか、GIBSONL-1とかJ-200とか、
ほかの画像にはPUのついてないFホールのギターが
出てたりする。

エレキ弾きだったりもするが、ギター好きなこと
にかわりないかも。ヴィンテージを楽器的に
道具として使ってる感が彼らしいというか・・・。

井上 銘 ソロ・ギター(本厚木・CABIN)

2019-04-28 22:54:52 | 音楽夜話(ジャズ)
井上 銘 ソロ・ギター(本厚木・CABIN)

演奏前のMCで、「ここでのソロが自分の基軸に
なってきています」というようなコメントがあった。
20人前後の聴衆がインティメートな距離で座っており、
このアーティストを認めているという感じが伝わるのか、
彼自身も大切な方たちというようなコメントをしていたので、
この、演奏会はいい意味でのサークルになっていて、
受け入れ態勢は良かったのではないかと思われた。

大体のセットリスト(間違いあるかもしれません)。
(g)はゴダン(ナイロン弦)他はNISIGAKI「琥珀」フルアコ。

2本使いで今日はマーチンはなかった。ご本人が手持ちしてきたのか、
あとエフェクターもあるから、県内とは言え結構な荷物。
大変だな。

1st(ジンジャエール辛口)
1 インプロヴィゼーション
「あったものをこわしてから今日のプログラムに
入っていきたい」という思いがあったとのこと。
タイトルのない、どの方向に行くかわからない。
失敗するかもしれないというリスクはあるものの、
そこはプロ。うまくまとめていた。ある意味なんでも
ありなので、間違いはなく、自分のしたいことを
表現する場にしていた。

エレキのエフェクターは全く門外漢なので、よくわからないが、
コーラスみたいな効果を出すもの、低音を強調するもの、ツマミで
音程(周波数)を変えるもの、ループ・エフェクター、ワウ・ペダル他を
使いながら、現代音楽風のアプローチもあり、フリー系もあり、
2度と同じことは出来ない、JAZZでも一番ある意味一回性に
かけるみたいな音楽でした。

これを彼は「少し実験的な内容」とツイートしていた。
失敗を恐れない、若さの特権かも。
面白いインプロヴィゼーションだった。

g2ファイア・ワークス(清水靖晃作)
ゴダンに持ち替えての演奏。スピリチュアル系を思わせるような曲想。
清水氏のグループで弾いていたという。

3メモリー・オヴ・セピア
NISIGAKIギターに持ち替えての演奏。ホット・ハウスという40年以上続いている
ライブハウス。そこで、オーナーさんに見せられた白黒写真がセピア色になって
いて・・・というところからの曲想。この店がいい意味で個性的であることを
コメントしていた。4ビートありの、お客さんも首を振ってたりする。オリジナル。

4ステイプルメイツ
お気に入りのスタンダード。これはyoutubeにも、マーチンで演奏しているのが
UPされている。軽い調子で乗れた。

5ヘンリー・マンシー二の曲
タイトル失念。マンシー二はメロディーメーカ―でもあるけれど、
アレンジされたものも美しい。

g6シェガ・ジ・サウダージ(想いあふれて)(ジョビン)
ボサノバ調でゴダンで弾かれた。プログラムもかなり推敲されて
考えられている気がする。

たぶん、これで15回目といっていたから、アルバム出す前から年に
3-4回はやってたはず。かなり前から、このLIVEHOUSEのサイトの
スケジュールにのっていた。その前のソロ・ギター・アーティストは、
小沼ようすけさんだった。近くにありながら初めての来訪。
ここで休憩。

2nd(ホット珈琲)
1アフター・ワーズ
自作曲から入る。これもエフェクター使いで凝っていた。

2時さえ忘れて
スタンダードの1曲。丁寧に弾き込まれている。かなり長い間
ステージにかけているのではないか。マーチンでの演奏がyoutubeに
UPされてる。NISIGAKI「琥珀」の鳴りもいい感じ。

3Taijisong(1)
印象派の曲(例えばドビュッシーのような曲想)をイメージする。
音の使い方がおしゃれ。よく吟味されてる感じがする。
胎児が羊水に浮いているというようなイメージ。
これから出てきて・・・。これからがある。

4サニー
これは今日の白眉。ご自身も演奏後、アルバムに収めたけれど、
今日のも録っていれば・・・的な発言をされている。
確かに、聴衆を前に乗りのいい、アドリブもアイデアがあり、
指も回り、決めもあり、キレも良く。確かに録っていればの
演奏かもしれない。空気に消えるが、その演奏は聴衆の耳には
残ったはず。

g5アルフィー(バカラック)
アルフィーというと、ソニー・ロリンズのそれを思い出すが、ここでは
それでない、美しいバラードのそれ。若いけど、熟達感のあるアレンジと
演奏で引き込まれた。いやぁ凄いものきかせてもらった。トーンダウンもかねて。

アンコール
6ジョージア・オン・マイ・マインド。
ブルース調の入りからメロディーへ。落ち着いた雰囲気を少し持ち上げて終演。
なかなか考えられたソロ・ライブでした。面白く飽きずに聴かせていただきました。
ブラヴォ~。

他のお客さんが、2年前より成長したわね~といっていた。確かに、堂々と演奏していたし、
MCにも無駄がなかった。

今日は予約してたわけでなく飛び込みだったが、私以外はすべて予約してこられていた。
私が最後で、0あと2つ予備席があっただけだった。何とかセーフ(笑)。

次回が7月21日(日)15時~。
お店のチャージも良心的。飲み物も同様。PAはEVのスピーカーが下がっていた。
mixerもあり。マチネーはカーテンを閉じないのか、室内は自然光が入り、
客席灯は消すが、ステージライトだけ付けるが、明るくても何ら問題はなかった。