MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

感涙のJAZZライヴ 名盤113 小川 隆夫著

2019-01-18 10:29:38 | 音楽夜話(ジャズ)
感涙のJAZZライヴ 名盤113 小川 隆夫著(河出書房新社)2009

一昔前に出版されたもの、図書館で見つけ借りてきた。
ジャズの音源について書かれた紹介本は沢山あるが、
LIVE盤紹介だけに特化したものは殆どなかったと思う。
それも著者が好きで聴いてきたものを中心にしており、
ある意味目うろこなところはある。

汎用性はないかもしれないが、趣味の範囲でいえばそれも
有りかもしれない。
ジャズを聴き始めたころから出会ったライブ盤もあった。
オルガンジャズなどは、ダウン・トゥー・アースで好みも
わかれるが、そんな盤も拾ってたりして、趣味の世界だな
とおもう。

その中の1枚。オルガンジャズの楽しさを味わう。
会場の空気感も充分。レッド・ホロウェイのサックスの味わい。
ジョージ・ベンソンってこんなプレイしてたの?という楽しさ。
個人的愛聴盤のたぐいだけれど、そこが趣味の楽しさ。
このような紹介本はあまりないけど、趣味の範囲での意識は
近いですね。

JACK McDUFF(Org)LIVE
https://www.youtube.com/watch?v=4mIWc2KxViM


シャイ・マエストロ(p)

2019-01-18 08:28:24 | 音楽夜話(ジャズ)
シャイ・マエストロ(p)

ラジオのジャズ番組でその名を知った。
その時はソロアルバムから、賛美歌のような、
たとえばキースのソロコンサートで流れるような
サウンドの曲だった。イスラエルの作曲家、ピアニスト。

ECMで取り上げられて、アルバムを作った。
どこにいても上がってくる人は上がってくるんだな。
プロデューサーのマンフレッドアイヒャーの、目・耳が
動いた一人だと思う。

いずれ機会があれば、その全貌も披露されるだろうな。
世界は確実に狭くなっている。

シャイ・マエストロ『The Dream Thief』 ECMからの
初リーダー作 ――アイヒャーが導き出す、
天才ピアニストの音楽の核
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/20377













Wes Montgomery - Full House

2019-01-18 08:02:55 | 音楽夜話(ジャズ)
Wes Montgomery - Full House 1962 (full album)
https://www.youtube.com/watch?v=fP1Bw0wKZtU

ウエス・モンゴメリーのギターサウンドって、
どういう風に弾いてるの?という感じに思った。
奏法解説なんかでも、言葉で説明されてるのが
あってもいまいちピンと来なかった。
ある日、ビデオでそれをみて、こんな風に
弾いてるんだと「百聞は一見に如かず」状態だった。

こういう奏法でも音楽が成立しているという驚き。
昔でいえば王選手の一本足打法みたいな。
一般的な弾き方ではないけどそれもありみたいな
独自性のあるものだった。

凄い人がいるものだと当時思った。
早いフレーズでも弾き切れているし、
伝わるものがある。決して技術のための技術でない。
アンサンブルでもまとまりがいい。
お客さんもいい感じだし。

この一枚はある程度聴き込んでその良さが
わかってきた1枚だった。

ジャケットもカッコいい。
ジャケットのそれはフローレンタインカッタウェイ(先が丸いもの)。
しかしながら、当時、使っていたのはベネチアンカッタウェイ
(先のとがっているもの)のGIBSON L5CESだったらしい。

ワン・アンド・オンリーのギタリストの一人だ。