MOBU'S MUSIC MAZE

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ホロヴィッツの2曲。

2019-01-23 21:48:58 | 音楽夜話(クラシック)
ホロヴィッツの2曲。


バイエルン放送協会のインターネット・ラジオで、
ウラディーミル・ホロヴィッツの特集をしていて、
録音して聴いていた。

その中にモーツァルトのピアノ協奏曲が
ラインアップされていた。

レコードだったらAB面で、収録されるのだろうな。
・ピアノ協奏曲第23番イ長調K488。
・ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K333。

カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
ミラノスカラ座管弦楽団。1986.

23番はたぶんモーツァルトのピアノ協奏曲の中で
一番好きで色々聴いていたかもしれないけど、
ホロヴィッツは初めて聴いた。

晩年に録音されたから、わからなかったのだけれど、
演奏歴も長いから録音数も多いのかと思ったら、
モーツァルトはこれだけみたいで、好きな曲を
録音したのかもしれない。

輝かしい音色で、早目に弾き進められる。カデンツァも
ブゾーニのものを弾いている。

この曲の場合はもう少し落ち着いたテンポの方が
好みだったりするが、ホロヴィッツは私の場合は、
こうあるべきみたいなポリシーがあり、その中で
曲を作り上げている。こうなると聴き手の好き嫌いの
範疇になってしまう。

評価は分れてしまう演奏かもしれない。

レコードだと裏面というか、B面というか
ピアノ・ソナタ第13番 K333。

この演奏に引き込まれた。演奏の間がイイ。色気もあるし、
珠を転がすような演奏は、モーツァルトをイメージさせる。
この1曲でこのアルバムは買いだね。