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宇宙のはなしと、ときどきツーリング

モバライダー mobarider

アンドロメダ銀河の2重リング

2012年05月30日 | 宇宙 space
アンドロメダ座に位置し、
目視で確認できる渦巻銀河がアンドロメダ銀河です。
NASAの紫外線宇宙望遠鏡“GALEX”がとらえた
アンドロメダ銀河M31の青と白のリング


紫外線で分かること

アンドロメダ銀河の姿は、
可視光では円盤状の渦巻きが分かるだけです。

でも紫外線では、中央の膨らみ(バルジ)や、
中央から外側に向かって螺旋を描くように伸びる渦状腕の構造が、
はっきり見えてます。

2重のリングはアンドロメダが2億年以上前に、
伴銀河M32と衝突して出来たんだとか。

地球からは約254万光年の距離にあり、
およそ1兆個の恒星から成っているアンドロメダ銀河は、
天の川銀河周辺で最大の銀河なんですねー


30億年後にはまた衝突が始まる?

見かけは天の川銀河と似ているのですが、
アンドロメダ銀河の中央のバルジには、
2つの巨大ブラックホールがあり連星系を成しているんですねー

そして天の川銀河のバルジと比較しても、
ガスや暗黒物質が非常に少なかったりします。

これは2つの巨大ブラックホールが、
バルジ周辺のガスや暗黒物質を喰らい尽くした結果なんだとか…

結構違いがある天の川銀河と、お隣さんのアンドロメダ銀河も、
お互いを引っ張り合う重力で、約30億年後には衝突が始まります。

そして約50億年後には、
フットボールのような楕円形をした新しい銀河の出来上がり。

このとき太陽は、赤色巨星になっていて一生の終りを迎えるので、
人類はどうなっているのか…

第二の地球が見つかっていればイイんですがねー


こちらの記事もどうぞ ⇒
 天の川銀河とアンドロメダ銀河の衝突
 赤外線で見るアンドロメダ銀河


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