地球で私たちが生活することができ、
太陽系の他の惑星への移住を難しくしている理由のひとつに“磁気圏”があります。
それは、地球のようにある程度の磁気を帯びていないと、
宇宙から降り注ぐ太陽風を防ぐことができないからです。
そこでNASAは、火星に人工磁気フィールドを作って、
居住可能な環境に作り変えることを構想しています。
人工磁気フィールドの生成には、
1~2テスラほどの磁束密度が必要だとされています。
この構想では、火星のラグランジュL1地点に強力な磁気双極子を設置し、
太陽から吹き付ける粒子を、まるで盾のように防ぐことになります。
そして、火星の大気が増える環境を作り出すんですねー
過去には酸素がたくさんあった!? 火星の大気はどう変化してきたのか

大気により火星が暖かくなると地下の氷が溶け出し、
海を復活させるかもしれません。
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火星では大気によって水が維持される |
かつての火星は、地球のように十分な磁気圏を持っていたと考えられています。
この磁気圏により、火星には大気や海があったようなんですが、
約42億年前の磁気圏の消失と共に宇宙線によって大気が削り取られ、
現在のような赤い乾ききった惑星になったようです。
太陽風が火星を不毛な環境にした? 大気喪失メカニズムによる気候変動

もちろん、この計画で火星を住み良い環境にするには、
長い年月が必要なことが予測されます。
現在、NASAやスペースXなど進めている有人火星探査やマーズ・ワン社の移住計画など、
火星は少しずつですが身近な存在になってきてはいます。
民間企業のスペースX社が火星探査を2018年に実施へ!

なので、将来的には人工磁気フィールドが、
火星への移住の解決策になるのかもしれません。
まぁー この計画はまだ想像的なアイデアなんですがね…
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