秋空

2011-10-07 15:51:02 | Weblog
日付が変わる頃から降り始めた雨はいつの間にか止み、朝から爽やかな秋の陽気です。
風がやや強めで、金木犀はかなり散ったかも。
でも、雨上がりは実に気持ち良くて…台風やゲリラ豪雨は来ないでおくれ、と切に願います(苦笑)。


今日は北千住でちと野暮用がありまして…予想よりも早く終わったので、外出ついでにブリヂストン美術館へ立ち寄りました。
何時もながらの心地良い空間で過ごすひと時。
今回のテーマは『くらべてわかる』だそうです。
さすがに展示品すべてをテーマに沿ったものにはできなかったようで、一つのお題に2枚1組を選び、一部屋あたり1~3組(テーマ)を配分(全部で12組らしい)。
お題は、油彩画と版画の違い、画家が同じ対象を描く際の製作年代による違い、自画像の捉え方、等々。
このような楽しみ方もあるのだなぁ、と…勉強になりました(笑)。
学校で、美術の時間に教えてくれると良いのにね。
身近に美術館がなくても、今なら、タブレットPCなどを活用すればそう難しくないのでは。
美術館のホームページも随分と充実してきましたし、ルーヴルなど海外の美術館のホームページはかなり魅力的なようですから、子ども達も興味を持つと思いますが…。

それはともかく、今日知ったこと…。
梅原龍三郎と小出楢重って、ほぼ同世代だったのですね。
小出楢重のほうが梅原より年上だとばかり思っていました。
ただ単に、梅原が長命だった(小出が短命-44歳-だった)だけとは。
そもそも作風からして全く違いますから、考えてもみませんでしたよ(苦笑)。

しかし、ここで『黒扇』を見るたび、都内の美術館で藤島武二展をやらないかなぁ…と思うのです。
10年近く前にブリヂストン美術館で開催されたらしいのですが、この頃は展覧会に行く余裕なんて全くありませんでしたから…。
今夏の横浜そごうは、岡田三郎助とのジョイントでしたしね。

まぁ、ボヤいてばかりもいられません。
ブリヂストン美術館、次回の『野見山暁治展』も興味津々ですし、根津美術館『春日の風景』もチラシを見るとなかなかのものらしい。
春日曼荼羅だけで、何点出品されるのかしら。
他にも上野の『ゴヤ』、三菱の『ロートレック』、ああ、『画家たちの二十歳の原点』は足利市美術館に巡回されましたっけ。
東博の『法然と親鸞』も早来迎と山越阿弥陀は見たいし、神奈川県立美術館鎌倉館の目下の企画展も窮余の策ながら見応え満点の模様…。
そういえば、群馬県立美術館のシャガールはいつまでだったかしら。
勿論、全てに足を運ぶことはできませんが、気持ちだけはどこまでも…ですかね(笑)。

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