駅ビル内の紀伊國屋書店にて
*夕陽妄語1 1984~1991(加藤周一/ちくま文庫)
*ゴルフ 酒 旅(大岡昇平/中公文庫)
*本のなかの旅(湯川豊/中公文庫)
夕陽妄語………たまたま開いた頁のタイトルが「『中野好夫集』再読
……権力の専断があって、御用史家があらわれる。しかしまた御用史家による歴史の歪曲があって、権力の専断はいよいぬ容易になるだろう。歴史の歪曲と戦うために有効な武器は「イデオロギー」に非ず、倫理的な善悪に非ず、政治的な立場に非ず、つまるところ歴史の事実である……
1985.1.21に発表された文章ですが、これを読んだだけで、1200円プラス消費税を払って構わないと思ってしまいましたよ
大岡昇平は、『成城だより』を読んだ限りでは、ゴルフや酒はともかく、旅とはあまり縁がなさそうな印象でしたので、つい
湯川豊は、丸谷才一絡みだったか、須賀敦子についての文章が最初だったか…
*夕陽妄語1 1984~1991(加藤周一/ちくま文庫)
*ゴルフ 酒 旅(大岡昇平/中公文庫)
*本のなかの旅(湯川豊/中公文庫)
夕陽妄語………たまたま開いた頁のタイトルが「『中野好夫集』再読
……権力の専断があって、御用史家があらわれる。しかしまた御用史家による歴史の歪曲があって、権力の専断はいよいぬ容易になるだろう。歴史の歪曲と戦うために有効な武器は「イデオロギー」に非ず、倫理的な善悪に非ず、政治的な立場に非ず、つまるところ歴史の事実である……
1985.1.21に発表された文章ですが、これを読んだだけで、1200円プラス消費税を払って構わないと思ってしまいましたよ
大岡昇平は、『成城だより』を読んだ限りでは、ゴルフや酒はともかく、旅とはあまり縁がなさそうな印象でしたので、つい
湯川豊は、丸谷才一絡みだったか、須賀敦子についての文章が最初だったか…
国会中継を観てますが、今日はチト迫力がない。
>歴史の歪曲と戦うために有効な武器は……つまるところ歴史の事実である。
武器である歴史の事実が歪曲されたらどうしたらいいんでしょ
うね。ところでこれは中野好夫の言ではなく加藤周一の主張
なんですね? 本書の構成がよくわからないので。
『夕陽妄語』は、朝日新聞夕刊に月一で連載していた加藤周一の時評
この文庫には、初回(1984.7.24)から1991.12.16に発表された文章(単行本『夕陽妄語』Ⅰ~Ⅲ)と、単行本のあとがき(三冊分)が収録されています
引用したのは、中野好夫の伝記文学の特徴・背景および姿勢とを分析した上で、その今日的役割を加藤周一が述べたもの
その前の段で「すべての政府は嘘つきである」という米国記者(I・F・ストーン)の言葉を記し、続けて…「だまされる」ことを望まなければ、みずから事実を発見するほかはないだろう…と書いています
まぁ、それができれば苦労はないのですけどね(苦笑)
わが方も常連客がさっぱりで首をかしげております。
変わりなければいいんですがね…………。
今は、終日父の相手をする母がネを上げそうな状況でしょうか
オフの日は、買い物依頼に留守番に、と振り回されてなかなか自分のことができない姥です
昨日の夕方、やっと区役所に赴き野暮用(私の)を片付けることができ、ほっとしています
昨夜は娘と4時間にわたり電話で話し、今日は午後から母の買い物の付き添い(荷物持ち)
卵とレタスが安いから、朝のうちに自分の買い物をしなくては┓( ̄∇ ̄;)┏