ランダムなまず庵

 何事にも一寸手を出すが人並みに出来ず、中途半端なその日暮らし・・何でもありの風来ブログ、暇にまかせて「庵」ってます。

附けていますか家計簿

2010-12-08 14:50:46 | 世相雑感
 今時、金銭出納帳とかお小遣い帳などを附けているのは珍しいのではないか・・・我が家では見たことはない。

 子供の頃、毎夜、母は粗末なノートに今と違ってインクがボタ落ちするボールペンで附けていた。入りはあったかどうか・・・

 私は19の歳に「金銭出納長」を附けさせられたことがあった。それっきりである。

 昨日、映画「武士の家計簿」を観た。
 原作は、古本屋で偶然見つけられた古文書からの『武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新』磯田道史である。監督は森田芳光である。

 代々、加賀藩・前田家に算用者(会計係)として仕えた猪山家が、家族が支え合い、生き抜いて行った一家の歴史物語である。幕末から維新の時代背景も覗える。

 映画「桜田門外の変」は幕末の尊王攘夷、勤皇佐幕で騒然としていた世相の渦中、水戸藩士の大老井伊直弼襲撃事件・・・雪中に鮮血が飛ぶ、首が飛ぶ・・・これに反して「武士の家計簿」は算盤だけであった。子供の額に血の滲みがあっただけであった。

 昔は封切映画館などに入ったことはなかった。三流館、三本立て・・・少なくとも二本立てであった。入場料50円はよく覚えている。昭和30年頃の話である。

 今年は、18日封切り「最後の忠臣蔵」で打ち止めかいな~シルバー1000円である。

 ドンブリ勘定の国家財政も、借金も知らないではやがて「破綻」する・・・

 我家の収支は、銀行口座の記帳がオオマカなものである。入るは年金のみである。
 家計簿の話題はトント聞いたことが無い・・・・附けても収入が増えるわけでもないのか・・・・・・・・


最新の画像もっと見る