ランダムなまず庵

 何事にも一寸手を出すが人並みに出来ず、中途半端なその日暮らし・・何でもありの風来ブログ、暇にまかせて「庵」ってます。

安逸を貪る

2009-08-05 06:27:33 | 戦争と民衆
 フィリッピンのある地方では、ダンプカーなどが捨てていくゴミ集積場に子供たち群がり、クズ鉄、食物などを漁っているという。

 日本でも終戦直後の都会では、浮浪児などが「残飯漁り」をしていた。
 私はそれ程ではなかったが、ゴミ捨て場を覗き、何か使えるものはないかい~ 

 つい最近まで「大型ゴミ」を無料で収集していたので出していた。そこまではいいが、使えそうなものを拾ってきて妻の顰蹙をかったものだ。

「三つ子の魂百まで」とは良く言ったものである。高貴に育った方には解らないだろが・・・親、祖父母の時代はそんなことがあったかも・・・ 

 コンビニの商品の消費期限切れ問題で、1時間前から値引きOKとかであるが、値引き札を付けているうちに時間が来てしまうのでは・・・
 スーパーでは、その日が期限のものは、朝から値引きをしている。お魚などは夕方か・・・期限切れはビニール袋に入れて計量し倉庫に、家畜の餌にかいな~

 エコ(economic)時代到来、ハイブリッド車もイイナ~、結構、買っている人がいる。

 悲しいかな貧乏人は、ペイ(pay)出来るんかいな~と計算してしまう。チョット待とうカ・・

 おっと、もう「免許返納期限」でもあるし、今日は何日?曜日は?にもすぐに答えられないようじゃ・・気力だけが空回りでは如何とも・・・

 あれから50年、あの少年少女達も、運よく生き永らえて、今では昔のことなどとっくに忘れて「安逸を貪る」日々は御同慶の至りである。

 自他共に許す「お年寄り」と相成って、安んじて楽しむ遊び暮らしの中で、エゴ(ego)とエゴ、自分本位のぶつかり合いでもある。

 顧りみますれば、我が人生も「安物買いの銭失い」(Buy cheap goods and you throw money away.)の感がしてならない。


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