ランダムなまず庵

 何事にも一寸手を出すが人並みに出来ず、中途半端なその日暮らし・・何でもありの風来ブログ、暇にまかせて「庵」ってます。

真実・事実は一つ

2010-12-16 09:34:02 | 何だこりゃジッちゃん
 象のシッポを触っただけでは、象を知った事にはならない。指を触って人を知った事にはならない。・・・・良~い言葉である。

 「知った被りをする」などとよく言うが「人の性」はこんなのが普通、一般的である。知っていながら知らない素振りの態度をとる人もいるが、こんなのは珍しい部類に入る。

 よく見かけるのが「歴史談義」である。織田信長がどうした、徳川家康がどうのこうの、関ヶ原が、坂本龍馬まで、喧々諤々・・口角泡である。

 よく知識を蓄えたものだと感服頻りである。ここぞとばかり噴出・爆発していく様は圧巻である。

「事実は一つである」これが厄介なことで「正解」か「不正解」が灰色である。100年後でもなければ・・・・誰が判定するのだろうか。

 中国・清の西太后は悪女?良女?今のところ悪ではあるが、評価は変わってくるかも・・・
 忠臣蔵などでも、歌舞伎などで美化されている一方、醒めた目で「赤穂事件」として片付けられている。
 吉良上野介は悪人ではなく、良人であった?浅野内匠頭長矩は短気であったから、殿中でござるぞ!もわきまえず、刃傷沙汰・・・事件と仇討はあったには違いないが、あとは朧・オボロで残った資料で類推していくしかないのである。

 「古文書」さらに古くは「木簡」の解読をして、ある結論に達したら面白いだろうが・・・
 人の論文を読むしかの能がないが、能ある鷹は爪を隠す・・・には程遠い・・・
                              何じゃこりゃ・・・


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