ランダムなまず庵

 何事にも一寸手を出すが人並みに出来ず、中途半端なその日暮らし・・何でもありの風来ブログ、暇にまかせて「庵」ってます。

お預けを食う

2010-02-13 07:42:52 | 世相雑感
 「お預けを食った」の表現が相応しいかどうか、聞くも涙の話である。いや、現実にあった。
 ここでは「食止め」と言うらしい。食事を貰えないことで「お食事を入れる」と言ってるらしい。胃に入れることには違いない様だが・・・
 徒然に聞くところによると、何十日も点滴だけの人がいる。
 点滴でも相当期間生きられるようだ。腹は減らないのである。大小便の排泄は普通にとはいかないようで、大は偶に少々、小は多いようである。

 寝たきりで身動きならない人に、この点滴が何種類もWっていることが多く悲惨である。

 歩ける人で「食止め」の人は、同室者の食事の音、カチャカチャグチャグチャに耐えきれず、点滴を携行しテレビの部屋に行く。将に明日が見えないのである。

「ようやく水が許可になったよ」嬉しそうに私に告げた人がいた。あの人はその後どうなっただろう。

 「食事はどれぐらい摂れましたか」と毎回聞かれるが、私は完食+α・・・半分とか、全く手が、いや箸が付かない人もいる。

 お預けも厳しい生き地獄である。小学校の時、弁当を持ってこられなくて、校庭の鉄棒にぶら下がっている子を思い出した。


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2 コメント

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Unknown (どっちん)
2010-02-15 10:14:28
しばらく投稿がなかったので心配していたが、よかった、よかった。食事をとらなくても、いろんな方法で体調を整えてくれる現在医学を信じよう。人間万事塞翁が馬 故事に合うかどうか、運に任せよう。今は、冬季オリンピックでの日本選手の奮起に一喜一憂しよう。自愛のほどを。
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食べられる (なまず)
2010-02-17 08:42:32
胃腸は大事だよ
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