ランダムなまず庵

 何事にも一寸手を出すが人並みに出来ず、中途半端なその日暮らし・・何でもありの風来ブログ、暇にまかせて「庵」ってます。

遠足は遠く

2011-04-27 05:37:02 | 思い出はホロ苦く
 遠足は楽しいもの、これ常識であろう。修学旅行も然りである。

 つい最近、新聞に「遠足」をテーマにした寄稿があった。
 興味を持って読んだ・・・・同年代のもので小学校2、3年の頃か「弁当はサツマイモを持ってくるようにと先生が言った」。「白米のおにぎりとタクワンだけの弁当が美味しかった」自分の遠足の弁当は憶えていないが、当時はいつもの麦飯であったろう。オヤツなど無かったと思う。

 2、3歳くらい歳下の寄稿「前日に決められた範囲内の金額で好きな菓子を買った」高学年だと思われる。こんな事は無かったが、少し経済的に余裕が出てきたのか・・・

10歳くらい下のに「普段食べられないバナナ、卵、粉ジュースが缶入りオレンジジュースとなった」。そいえば、袋入りの黄色いジュースの粉があったな~昭和35年ころのことか。

 今は小学校の修学旅行は2,000円などと決まっているようで厳守しているようである。高校などでは守られていないと思うが・・・・・

 運動会で足の遅い子は、雨で流れればと思う。貧しくて旅行費用が用立てられない家庭の子は、悲しい寂しい思いをしただろう。こんな時代があったのである。

 「格差社会」などとも言われるが、今は一応の均等、均質が保たれている。表面的には良い社会でもある。

 こんなことがつい、つい思い浮かんでくる。楽しかったのだろうナ~・・・皆、同じようなものだったからなのか。


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