まつちんの北海道周遊記

北海道内をあちこちドライブで出かけ、風景を中心に書き込んでいきます。たまに小ネタも混ぜますんで、ひまつぶしに見てね。

トッカリショ

2009年10月09日 | 胆振管内
前回からのつづき

白老から国道36号線を南下し、室蘭に入りました。
海岸沿いの道を進んで、まず立ち寄ったのはトッカリショ。


トッカリショとはアイヌ語の「トカル・イショ」からきており、
アザラシの岩という意味だそうです。



冬場になると、下の岩場に多くのアザラシが集まっていたことから、
こうした地名になったんだとか。


時期的なせいか、残念ながら、
この日はアザラシの姿は見えませんでした。



それにしても、このあたりは緑色のなだらかな丘陵が続いているんですが、

海のほうへと下にいくにしたがって、非常に険しくなっております。
上下の対照的な地形がなかなか面白いですね。



ちなみに、このトッカリショには一つの伝説が残されております。
神秘的な月明かりの夜、魔の神が、日の神が眠っているすきに盗んだ
「光の衣」を着て夜空にあらわれたため、二つの月が光り輝いた。
アイヌたちは異変が起こったと騒ぎ立てた。
これを見た文化の神オイナカムイは、魔の神の仕業と見破り、
銀の弓で銀の矢を放ち、魔の神を射落としたので、再び平和を取り戻した。

                          (近くにあった看板より)


<この日の走行距離>恵庭からここまで148キロ(白老から47キロ)


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(北海道部門60位あたりにおりましたが、今日はどうでしょう?)


コメント
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