宮代NOW(出来事編)

埼玉県宮代町及び周辺のもろもろ情報

先人の偉業を受け継ぎ英語教育活動を推進する宮代町

2009年10月09日 18時26分31秒 | 宮代ニュース
9日、宮代町の進修館で「第2回『島村盛助』を顕彰する宮代町小中学校児童生徒英語活動発表会」が行われ、宮代町内の小学校4校の6年生と中学校3校の2年生がさまざまな英語活動発表を行った。



これは、『岩波英和辞典』の編纂に携わり、『失楽園』(ミルトン作)の翻訳でも有名な、宮代町が生んだ英文学者・島村盛助氏の偉業を顕彰すると共に、同氏の心を受け継ぎ国際化に対応できる人を育む教育活動を積極的に展開している宮代町の小中学校が互いの活動を紹介しあい、活動の共有と更なる進展を図ろうというもの。今回は昨年度に続く第2回目。



スピーチや



英語による寸劇



ミュージカル



クイズコーナーなど中学生の英語による多彩な表現活動発表がが行われた。



また、小学生は英語による歌や



歌と織り交ぜた表現など



英語教育への導入として、楽しく英語環境に溶け込む活動が発表された。



各学校では外国語指導助手(ALT:Assistant Language Teacher)や日本人英語指導助手などが教育にあたっている。



なお、宮代町は『岩波英和辞典』の編纂に携わり、『失楽園』(ミルトン作)の翻訳でも有名な英文学者・島村盛助氏の生誕の地。
宮代町教育委員会は、郷土の偉人の足跡や活躍などを道徳教育の副読本としてまとめ、町の全ての中学1年生を対象に、この副読本を利用した道徳学習を実施し、郷土への愛着とともに英語をしっかり学ぼうとする意欲を育てる教育を行うなど英語教育に対する風土づくりも進んでいる。



9日の発表会では島村盛助氏が編纂した『岩波英和辞典』を使って英語を勉強し、宮代町の学校の教壇に立っている例が紹介されたり



島村盛助氏の遺族も訪れ、榊原町長と共に児童生徒の発表に拍手を送っていた。



なお、宮代町では10月30日(金)~11月3日(火・祝)、さいたまスーパーアリーナで行われる「まなびピア埼玉2009」に展示ブースを設け郷土が誇る偉人、英文学者・島村盛助氏の生涯や事績を紹介し、英語教育活動のまち宮代をアピールする予定。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。