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宮代町の西粂原鷲宮神社で灯籠祭り

2009年07月21日 18時22分56秒 | 宮代ニュース
「らき☆すた」で今話題の鷲宮神社。1590年ごろにその鷲宮神社の社領地であった地域に建つ宮代町西粂原の鷲宮神社(注参照)では21日、灯籠祭りが行われた。



「らき☆すた」が今流の若者のお祭りとすれば、灯籠祭りは昔の「らき☆すた」とでも言うような華やかで伝統的なまつり。西粂原鷲宮神社では例年7月21日に行われている。



現在は華やかな祭りの面影はないが、往時は賑やかなまつりで、「もっとたくさんの灯籠が社殿前にたち、露店も出て賑やかなまつりだった。また、今は形ばかりになったが、10月9日には甘酒まつり、10月18日には御焚き上げと大きな祭りが行われ、神社前の御成り街道が通れなくなるほどのこともあった」と近所の人は話す。



21日、西粂原鷲宮神社では幟が立てられ、社殿の両脇に灯籠が置かれ、夕方には祭礼が行われて、近在の人が静かに参拝に訪れていた。



灯籠には「凭れあいて 満員電車の 他人同志」「傘借して あげたい 雨の 小鳥たち」などの現代的な句と画が描かれていて、楽しい。



ところで、宮代町地域で今、灯籠祭りといえば、宮代町と杉戸町の間を流れる古利根川で行われる「流灯まつり」。


(写真は昨年の流灯まつり)

21日、古利根川沿いでは、この日曜日に終わった杉戸夏まつりの横断幕を閉じて





流灯まつりの開催を告げる横断幕を掲げる作業が行われた。







なお、古利根川流灯まつりは、8月1日(土)~2日(日)18:00~21:00、東武伊勢崎線東武動物公園駅東口すぐの古利根川で行われる。特に2日の20:30~21:00には打ち上げ花火のイベントも行われる。
詳細は杉戸町公式HPをご覧ください。


(注)宮代町の鷲宮神社がある地域、和戸、久米原(現・粂原)の一部地域は1590年、北条氏より鷲宮神社(現・鷲宮町)社領と認められた地域と古文書に印されている。

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