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初山の準備進む 積極的にPRも

2010年06月23日 17時54分26秒 | 宮代ニュース
富士山の山開きが行われる7月1日、この1年簡に生まれた赤ちゃんを伴って、近在の浅間神社の御山に登り子どもの健やかな成長を祈願する「初山」。宮代・杉戸地域の浅間神社でも準備が進んでいる。



宮代町・山崎の赤松浅間神社では、初山を告知する幟を今年から設置するなど、参拝を呼びかけている。



初山は、この地域では盛んに行われ、賑わいを見せていた行事。



特に、宮代町・杉戸町地域では、宮代町・山崎の赤松浅間神社



辰新田の浅間神社



杉戸町の「河原の浅間様」の3つに登るのが慣わしで



これに、初山の1日前の6月30日に行われる宮代町・和戸宿の浅間神社の「うら浅間(初山)」と合わせて、



それぞれの神社を回り、赤ちゃんの額に登山したことを示す印を押してもらい、うちわなどを買い求めて近所へのお礼としていた。


(写真は和戸宿の浅間神社の「うら浅間(初山)」の開催お知らせ)

しかし、近年では行政が宗教行事に関係するお知らせを積極的に取り上げないなど、広報が十分に行われないことや、地域の伝統行事を知らない新住民などもあって、訪れる人が少なくなり、伝統行事そのものが成り立たなくなりそうなところも出始めている。


(写真は杉戸町の「河原の浅間様」の初山開催お知らせ)


こうした中で、赤松浅間神社に見られるように伝統行事の開催を積極的にお知らせしていこうとの動きを示しているほか、観光協会などでも伝統行事の広報を強化し、伝統行事を通じて地域住民の一体感を強めていこうとの考え方も強まっている。

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