雑草対策の切り札的存在として、ヒメイワダレソウ(あるいはイワダレソウ)の存在を知ったのは6,7年前。
現在、ネットなどで検索すると通販で盛んに販売されている。
宮代町でも、あちこちでその花が見られるようになってきた。
では、ヒメイワダレソウが雑草対策の切り札となったのかあるいは、なりうるのか。
改めて、見直してみると、成功しているところはほとんどない。
スギナなど従来の雑草に負けて、あえなく、その雑草の周りに生きる道を探すのに汲々としているのが大部分。
「ぽっと出の若造に、俺の縄張りを取られてたまるか」という旧来の、その地に適して生き延びてきた雑草に反撃をくらっているのが実情。
新人(イワダレソウ)がいかに能力を持っていたとしても、その能力を発揮させるには、目をかけて育ててやることが大切。
しかし、能力を過信して、育てるのを怠っているか、1,2年は面倒見たが、こんなに手入れをしなければならないのと辟易してあきらめてしまったというのが現状のようだ。