宮代町教育委員会が開校する「宮代町寿大学」は16日、進修館で今年度第4回目の講座を開講し、国土交通省利根川上流河川事務所の須藤・調査課長から「利根川の歴史と防災について」を学習した。
昭和22年9月のカスリーン台風によって決壊した利根川。地道な治水対策によってその後は決壊は起こっておらず、当時を知る人も少なくなってきていることから、水害の恐ろしさや水開に対する防災意識が希薄になりつつある。
しかし、気象データなどによると、ゲリラ的な豪雨回数は増加しており、少雨と多雨の幅が、年を追って拡大するなど、水害の危険性は高まりつつあるとされている。
こうしたことから、宮代町では、平成19年度に「洪水ハザードマップ」を作成して全戸に配布したほか、このほど、過去の教訓を忘れないようにと電柱にカスリーン台風時の水没位置を印した水害表示板を設置するなどの対策と啓蒙活動を行っている。
こうした中で行われた第4回寿大学は、利根川が現在の状況になった歴史を振り返るとともに、利根川の果たしてきた役割と治水対策などの講義が行われた。
カスリーン台風を経験した受講生が約半数を数えるだけに、熱心に講師の話を聞いていた。
引き続き、宮代町役場職員から住宅の耐震診断と耐震改修についての、必要性と具体的な取り組みの説明が行われた。
なお、耐震・リフォーム相談会は、7月19日、8月9日の両日午後1時~3時に進修館集会室で行われる。
詳細は宮代町HPをご覧ください。
9月以降は商工会主催の「住まいと暮らしの相談会」をご利用ください。
昭和22年9月のカスリーン台風によって決壊した利根川。地道な治水対策によってその後は決壊は起こっておらず、当時を知る人も少なくなってきていることから、水害の恐ろしさや水開に対する防災意識が希薄になりつつある。
しかし、気象データなどによると、ゲリラ的な豪雨回数は増加しており、少雨と多雨の幅が、年を追って拡大するなど、水害の危険性は高まりつつあるとされている。
こうしたことから、宮代町では、平成19年度に「洪水ハザードマップ」を作成して全戸に配布したほか、このほど、過去の教訓を忘れないようにと電柱にカスリーン台風時の水没位置を印した水害表示板を設置するなどの対策と啓蒙活動を行っている。
こうした中で行われた第4回寿大学は、利根川が現在の状況になった歴史を振り返るとともに、利根川の果たしてきた役割と治水対策などの講義が行われた。
カスリーン台風を経験した受講生が約半数を数えるだけに、熱心に講師の話を聞いていた。
引き続き、宮代町役場職員から住宅の耐震診断と耐震改修についての、必要性と具体的な取り組みの説明が行われた。
なお、耐震・リフォーム相談会は、7月19日、8月9日の両日午後1時~3時に進修館集会室で行われる。
詳細は宮代町HPをご覧ください。
9月以降は商工会主催の「住まいと暮らしの相談会」をご利用ください。