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立川流真打・立川談之助さんの話芸を楽しむ 宮代町・百間中学校で芸術鑑賞会

2011年03月08日 21時02分23秒 | 宮代ニュース

宮代町の百間中学校では8日、三年生を送る会に続いて、町民らも同席しての「芸術鑑賞会」を開催した。演者は、落語立川流の真打で高座に執筆、パフォーマンスと多方面に活躍する立川談之助さん。生の落語とあって、シニアー世代を中心に町民ら150名ほども鑑賞に訪れ、中学生と共に笑い声をあげて楽しんだ。

「芸術鑑賞会」は「生の芸術に接してもらいたい」と、同校PTAがバザーの収益金などを基に毎年、この時期に開催している。今年は、テレビなどのバラエティ番組でお笑いに触れることはあっても、高座など生の演芸に接する機会の少ない中学生のためにと、「「落語界の東大」を自らもって任じるエリート意識を持っている。他の落語家団体と比較しても弟子の昇進に関する技量的な基準が厳しいことがその裏づけとなっている」(ウィキペディア)といわれる落語立川流の真打である立川談之助さんを招いて高座をつとめてもらった。

地域住民にバザーの折などに協力をいただいているということなどから、「芸術鑑賞会」は地域の人の鑑賞も受け入れており、毎年100名前後が鑑賞に訪れている。今回は、生の落語とあって、シニアーの男性客も多く、150名前後が一般席を埋めた。

談之助さんは、「バラエティと芸」「落語とは」「なぞかけ」「落語の仕草や道具」といったことを、落語に触れたことの無い中学生にも理解できるようにと、会場を沸かせながらの「つかみ」。そして「狸の恩返し」を一席披露して、1時間余の高座を締めくくった。


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