薬屋のおやじのボヤキ

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2022年の超過死亡数は約11万人、これいかに

2023年06月30日 | 風邪・インフルエンザ・コロナ

2022年の超過死亡数は約11万人、これいかに

 超過死亡数とは、過去のデータから統計学的に推計される死亡者数を実際の死亡者数がどれだけ上回ったかを調べる手法であるが、その算定方法は定まっておらず、発表者によって数値に違いが生じているようである。国立感染症研究所の発表では、2022年の超過死亡数は最大約11万3千人に上ったとの推計値が出されているが、最小値も示され、それは約4万7千人と、かなり大きな幅をもっている。
 これじゃあ、なんの意味するところはない。
 しかし、2022年は死亡者総数があまりにも増えすぎている。2021年とてそうだ。これはコロナ関連としか考えられない。厚労省の集計では2022年のコロナ死亡数は約3万9千人で、前年の約1万5千人より大幅に増えた。けっこうな数である。ところが、コロナとは別の原因で死んでも、死後にPCR検査で陽性反応が出たらコロナ死とするという水増が行なわれているいるから、これもあてにはならない数値ではある。
 確かに言えることは、人口動態統計の死亡者の確定数だけとなる。これを2001年から示そう。各年ごとに前年比増減を併せて記した。
 まずは、これをご覧いただきたい。

 全体に、毎年増加傾向にあるが、これは、言うまでもなく、高齢化が急激に進んでいることに原因しているのであるが、2010~2019年までの死亡者数(震災死を除く)の毎年の平均増加数は約22,000人である。

 年  総死亡数  対前年比 
2022 1,568,961  (+129,105)←コロナ死亡数:約3万9千人
2021 1,439,856 (+67,101)←コロナ死亡数:約1万5千人
2020 1,372,755 (ー  8,338)←インフルエンザが影を潜めた
2019 1,381,093 (+18,623)
2018 1,362,470 (+21.903)
2017 1,340,567 (+32,409)
2016 1,308,158 (+17,648)
2015 1,290,510 (+17,485)
2014 1,273,025 (+  4,587)
2013 1,268,438 (+12,079)
2012 1,256,359 (+  3,291)
2011 1,253,068 (+56,054)←東日本大震災で関連死を含めて約2万人死亡
2010 1,197,014 (+55,149)←原因不明なるも、前年の反動か?
2009 1,141,865 (ー    542)
2008 1,142,407 (+34,073)
2007 1,108,334 (+23,883)
2006 1,084,451 (+    745)
2005 1,083,796 (+55,194)←インフルエンザ流行(死亡推定15,000人)
2004 1,028,602 (+13,651)
2003 1,014,951 (+32,572)
2002   982,379 (+12,048)
2001   970,331 (+  8,789)

 こうしてみると、年ごとの変動はけっこうある。ここ10年の毎年の平均増加数(約22,000人)の倍以上となる年の死亡増加を探ってみた(それを上表に付記した)が、気象も影響しているようである。たとえば、対前年比5万人を超えた年、
 2005年は、6月、9月、10月には記録的な高温、12月の記録的低温と大雪
 2010年は、夏の平均気温は過去 113 年間で最も高く猛暑となった
といった具合であり、冬が寒く、夏が暑いと総死亡者数が増えようというものである。逆に2020年のように暖冬であれば総死亡者数が減るということにもなろう。

 2021年の総死亡者数の増加(+67,101)は過去最大を記録したが、2022年ともなると、対前年比で倍増(+129,105)し、これは異常な増加だ。両年とも気象の影響はどれだけかあろうも、2005年や2010年に比べると、それほどのことはなかったように思われる。
 考えられる原因はコロナ関連しかない。コロナ死約3万9千人と平均自然増約2万2千人を差し引いた約6万6千人が“謎の死”を遂げている勘定になるのだ。
 その一つの原因として、新型コロナの流行による医療の逼迫が挙げられているが、病院が次々とパンク状態に陥り、助かる命も助からなかったという事態はどれだけも生じていないから、これは原因にならない。
 2つ目の原因として、高齢者は外出制限によって運動不足になるなど、これが元で健康を害して早死にしたというものであるが、これを根拠づけるデータは何一つない。
 小生思うに、まあ言えることといったら、施設に収容された寝たきり状態の老人に対して家族であっても直に会えない、スキンシップもできない、となると、死期が早まるのは確かであろうが。

 厚労省や医師会、そして大手マスメディアは以上の二つの原因しか言っていないが、2021年から大半の人がすることとなったワクチンが引き金となった可能性は否定できないであろう。
 特に3回目、4回目の接種が問題である。幾人ものベテランの医師が患者に接していて、“これはおかしい。今までに経験したことがない。”と言っておられる。小生とて薬屋稼業をしていて、顧客数は少ないものの、3回目か4回目の接種で、81歳の方が死にそうになったし、90歳でがんが見つかった方(この年なら、がんは大きくならず、往生するまでがんと共生できよう)が、あっという間にお亡くなりになった。考えられるのはワクチンしかないのである。

 コロナは終焉したと言っていいのだが、やれ第9波が来るだの、新たなワクチンを打てだのと喧しい。たとえ第9波が来たって、ワクチンはもう止めにしてほしいところである。

 ところで、これだけの超過死亡が出ているものの、死ぬ方はほどんどが年寄りであり、高齢になればなるほどそうで、単に死期が早まっているというのが、実態である。
 30代の方はどうか、40代の方はどうか、といった年齢階層別で超過死亡を見てみると(正しくは人口補正して死亡率を見なければならないが)、けっこう多くの方がワクチンを打っておられるものの、そうした働き盛りの階層では超過死亡は増えていないようであり、その点、救われる思いがする。もっとも、今すぐ死なないだけであって、ワクチン接種によって血栓症を持病で持つことになる恐れがあるようでもあり、決して安心できないが。

 ここのところ、超過死亡に関するネット情報(最近の毎月の超過死亡は全く増減がない、といったものもあり)がちょくちょく目に入ったので、本当のところはどうなのか、自分なりに統計データを整理してみたところです。 
 読者の皆様の参考になれば幸いです。

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