『福運集団の社長奮闘記』

私が感動した事・驚いた事・日々感じた事をたくさん綴っていきます!

家長制度の崩壊が、不幸の根源?・・!!

2013-02-03 08:52:33 | 遊び

家族の一員として、活かされる人間社

 

 

(お家を大切にする。そこには必然的に先祖代々の家系を大切にし、お年寄りを大切にし、一人一人を大事にして、社会に役立つ人間として成長させていこうとの強い思いが、家長を中心にして家族や親族が、守りあい助け合って生活をしてきていました・・・・。) 

 

 

 最近、富に空き家が多くなってきています。・・・・いや、多くのお客様からの依頼が多くなってきています。先祖代々護り住んできて、多くの苦難を乗り越えて立派に子供さんを育てて県外の大都会に送り出して来た方達が、独り身となり高齢になり、入院をされたり介護施設に入ったり、また悲し訃報に至ったりで、お家の管理ができなくなり放置せざる負えなくなってきている状況のようです・・・・・。

 

(誰も住まなくなって、数年間放置されていた古民家でした・・・・。) 

 

(そのまま廃棄処分にされてしまうのは、もったいないし、非常に残念だとの強い思いから、再生工事をして生かそうという方にお譲りして、見事完成をした古民家の、耐震補強もし、断熱施工も行って現代の水回り設備を充実させ、古い歴史を随所に生かし癒しの空間を作り上げた古民家ときめき再住宅です。このお家は昨年のTH大賞の地域最優秀賞にノミネートされたお家です。)

 

 

 

 当社の古民家を蘇らす、古民家ときめき再生工事をして、住み繋いでくれる方々にお譲りしたいという声が、徐々に多くなってきています。・・・古い民家の悲しい悲鳴が聞こえてくるようで、再生工事の大切さと使命感を、身に染みて感じる今日この頃なのです・・・・・・。

 

(古い民家を活用した、古民家デイサービスも大好評で、介護度の改善や利用者様の元気の源となっているようです。若い方の手品の演技に心奪われて夢中になっています・・・・・。)

 

 

 

 こうした日本の過去の歴史を物語り、多くの人を大切にする哲学や考え方が浸み込んでいる貴重な建物が、なぜこんなに廃墟として増えているのでしょうか・・・・・・。

 

(尊敬をする小原二郎先生です。木の凄さを世界に証明をした偉大で、本当に謙虚な大先生です。その先生が、法隆寺のヒノキの木が、1400年たった今でも、新しいヒノキの木よりもまだ1割強度が強いという証明を建築学会で発表されました。…木の文化の歴史を変えたのです。その先生が木は、『気』とも呼ばれて、古代より人の想いが籠り、思いが宿るものとして仏像の彫刻などに気が使われていたとい割れていました・・・・・。) 

 

 

 

 私はそこに、人間の心の荒廃を感じてならないのです。自分自身の快適さや利便性を考えるあまり、目に見えるもののみに気を取られて、見えないものを粗末にしてきた結果、人間の思いが詰まった歴史や文化までも粗末にして結果的に人間自身をも粗末に扱う、空恐ろしい環境社会を作り上げてしまったのです・・・・。そこには人間尊重の理念や思想が大きく欠落している社会です。それは個人の家庭生活の中にまで進行してきて、家族崩壊や親子崩壊の恐るべき現実が顕著に表れてきているのです・・・・・・。

 

 (聖徳太子は、日本人の特色を『和を持って尊しとする』と教えられています。個人主義、自由主義を生かすも殺すも、この精神があるかないかで、結果は180度違ってくるようです・・・・・・。)

 

 

 

 

 家を大事にする。それは何のためか?…それは家に暮らす一人一人を 、心底大切にする。護るために、親族一同が家長のもとに一丸となって行動し生活をしていったのです・・・・。お家に愛着を持ち大切にするということはどういうことなのでしょうか・・・・。

 

(古いお家には長い年月に培われてきた何かがあります。また古来からの英知や文化や歴史が厳然とお家のいたるところに刻み込まれているのです・・・・。使われていた家具や生活用品の一つ一つに至るまで、人の心のぬくもりがあり、優しさや美しさや和の心が彷彿とかもし出されているのです・・・・・・。)

 

 

 

 その心は、家族や親族先祖代々の誇りとして、一人一人が、社会に貢献して有益な人間となっていくために、家長を中心にして家族という、お互いが守りあい助け合うという小さな社会が構成されていたのです。戦後の自由主義、個人主義が普及するにつれて、本来の趣旨とは違った形で急速に広まっていったこうした欧米思想が、家長制度の廃止によって、家族という小さな社会の崩壊へと続き、やがては、人の和も崩れていったようです・・・・・。

 

(お家はあらゆる方々の共同作業で出来上がってまいります・・・・。また古民家はそうして出来上がったお家に何代にもわたって家族や親族が住み続け、住まう方々の想いが何十年何百年にわたって、染み渡り培われてきたものです・・・・・。人間が生きてきたあかしであり偉大な文化の証明なのです・・・・・。声なき声で私たちにあらゆる英知や、大切な宝物である心を共鳴させてくれるのです・・・・・・。) 

 

 

 

 今日本人に、最も大切なものは、古いお家を大切にすることではないかということです。たったこれだけのことですが、この古い民家が、先人の英知のすごさ素晴らしさを教えてくれて、住まう人のものを慈しみ守り育てるという優しさを教えてくれるのです。この古民家の不思議なパワーというものに魅せられた一人が、私なのです。

 

 

(今一度、少し傲慢になりかけていた私達も、この古民家の心に触れてみるだけで、本来の自分自身を取戻し、蘇らせてくれるかも知れません・・・・・。)

 

 

 大きなことを言うようですが、日本の本来の素晴らしさを証明をし、日本人に大きな自信を与え、全世界に貢献できる何物にも代えがたき日本の宝物こそ、今全国各地に残っているこの古いお家達ではないかと、絶対の確信を持って言い切れるのです。

 

(日本人の英知と、モノづくりにおける心と技が数多く隠されている古民家です・・・・。ここから頂いたパワーであらゆる可能性を開いて行っていただきたいと思っています。)

 

 

 

 そんなに凄い古民家のパワーは、まだまだ底知れない力を持っているようです。その力を引き出そうと今、当社社員一丸となって、協力会社の皆さん方と力を合わせて頑張っています。

 

(解体寸前のこうした古い民家でも、詳しく調査をしていくと、意外な宝物がここには詰まっているのです・・・・。隠された部分に心の目を開いていけば、その本質である素晴らしいものが見えてきます・・・・・。)

 

 

(これが再生された前画面のお家です。こんなに素晴らしい迫力のある大きな梁が、現れてきました。右側の蔵の古い漆喰壁が、心の中に語りかける声が、あなたには聞こえてきませんでしょうか・・・・・。) 

 

 

 『日本に古民家あり!!』   『日本の技術に、和の心あり!!』  ・・・・いよいよ、新たな日本の出番なのです!!

 

 

(今一度日本人の昔からの文化に、誇りと自信を持って語り学んでいかなければと強く思っているところです・・・・・。) 

 

 

本物の木の家・ http://www.iwaki-mitown.jp/

 

 

古民家ときめき再生 http://iwaki-mitown.com/

 

 

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