あの古い家が、再生?!・・・信じられん。
今週の週末に、昨年末より再生工事中の「あの古民家」の、工事が完成し、見学会を行います。
(香北町の再生物件です。古民家はどの物件も考えられないほどの変化をします。私ども建築のプロの想像をも超えた、考えられない姿に変身してしまうのです。それは外形的なインテリアはもちろんのこと、空間的に大きな優しいそして元気を与えてくれる「気」を発しているのでしょうか。独特な魅惑の空間が出来上がってくるのです。)
日時 2月 27日 (土) ・ 28日 (日) AM・9時~PM・4時30分
* 車の駐車は、会場近くの所定の駐車場がありますので、必ずその場所に駐車をしてください。
(再生途中の今回の古民家物件です。楠目の高台に位置した見晴らしは最高の場所です。築100年以上はたっている物件です。)
この古民家再生工事は、先日ラジオ(FMラジオ・「福運社長の奮闘
記」)で話をしましたが、当初の状況はあまりにひどい状況で、再生工事はあきらめていま
した。しかし、片屋根が崩れ、家は傾いていましたが、残っている漆黒の丸梁が、心に焼き
つき、事あるごとに頭に浮かんでくるのです。今考えると、黒い漆黒の丸梁が、私に訴えか
けていたのです。「私を活かして!私の魅力を見て!!」と・・・。
(再生前は、この様に屋根は抜け落ち青空が見えているような状態です。当然、梁は腐食して落ち、柱は倒れ、床は腐食して抜け落ち、どうにも手をつけられない状態でした。この写真は崩れた部分を取り除き、一部束補強を行った状態です。)
ある時、「古民家ときめき再生」って、恰好良くやっているけど、どこまで再生が可能な
んだろうか? 今この不可能だと思っている建物を、もし再生できたら・・・。
(屋根がないので、床も腐食してしまって、その部分を取り除いた状態です。床も壁も屋根もないこの様な状態の家でした。残った部分のお家も、南側に大きく傾いていたのです。)
自問自答の末、匠の技を持つ何人もの大工とも、何度か協議しました。答えは皆さん決ま
って、「これはちょっと無理やないろうか。ちょっとワシはようやらん。」(この家は、直
す事は、不可能ではないだろうか。私には再生が出来ません。)、「この家はちょっと無理
やろう。解体しかないで!・・。」
(佐川町の再生物件です。古民家の魅力は、本当に無限大です。私共や住まいての方々の古民家への熱き思いがあればある程、素晴らしい姿を現すのです。古民家は本当に底知れないパワーを秘めているのです。)
こんな答えしか返ってきません。しかし、そんな答えが返ってくれば来るほど、もし、こ
うした再生工事が、不可能だという古民家が、再生できれば、こんなにすごい事はない。
これは良いチャンスで、匠の技と木の素晴らしさを解ってもらう、またとないチャンスだ
と思うと、いてもたってもいられずに、「再生をする」と決めて、長年経験のある匠達のあ
る一人の大工に、具体的な課題を示して話すと、「傾きは直る。梁を継ぎ合わすことは、出
来る。」との心強い返事が返ってきました。
(先ほどの崩れた部分をつなぎ合わせた部分です。こうして、古い部分と新しい部分の組み合わせで、又違った新たな建物が、空間が出来上がっていくのです。)
これは、NHKの番組ザ・プロフェショナルに取り上げてもらっても、おかしくない快挙になると自負して
の取り組みでした。
その間悪戦苦闘のいろんなエピソードやアクシデントがありましたが、今回の完成によう
やっとこぎつけた次第です。
又この物件は、工事途中から非常に多くの方々から注目をされ、出来上がりを待ちに待っ
ている方が多くいましたが、昨年暮れに工事途中ではありましたが、購入者が決まり、多く
の方から残念がられ、同じような物件の強い希望があって、今も後を絶ちません。
以前話した様に、古民家は一つとして同じようなものはありません。それぞれが他にない
独特な魅力を、個性を自然環境と一体となって持っているのです。
そんな素晴らしい個性ある古民家の完成見学会です。是非一度見て頂きたいと思っていま
す。
(古い梁を活かし、新しい資材を組み入れて仕上げた野市町の再生物件です。空間の取り方や間の取り方そうした一つ一つに、しっかりとした裏付けがあり、住まう人の心に働きかける技や知恵がいくつも秘められているのです。そこに価値を見出すことが今世界的に求められてくる時代になってきたのです。価値観が大きく変わってきているのです。その多くの価値を古民家は持っているのです。)
又、当社にすれば、再生工事の可能な物件の、一つの大きな壁を破った快挙の建て物で
す。これによって、倒れていない限りは、木造であれば、『どのような状態でも、再生は可能だ!』と云
う大きな自身を得る事が出来ました。
今回のこの機会に、古民家の魅力をとくと、ご堪能下さいませ。
きっと、あなたの知らない素晴らしい世界が大きく広がっていくこと、うけあいです。
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今週の週末に、昨年末より再生工事中の「あの古民家」の、工事が完成し、見学会を行います。
(香北町の再生物件です。古民家はどの物件も考えられないほどの変化をします。私ども建築のプロの想像をも超えた、考えられない姿に変身してしまうのです。それは外形的なインテリアはもちろんのこと、空間的に大きな優しいそして元気を与えてくれる「気」を発しているのでしょうか。独特な魅惑の空間が出来上がってくるのです。)
日時 2月 27日 (土) ・ 28日 (日) AM・9時~PM・4時30分
* 車の駐車は、会場近くの所定の駐車場がありますので、必ずその場所に駐車をしてください。
(再生途中の今回の古民家物件です。楠目の高台に位置した見晴らしは最高の場所です。築100年以上はたっている物件です。)
この古民家再生工事は、先日ラジオ(FMラジオ・「福運社長の奮闘
記」)で話をしましたが、当初の状況はあまりにひどい状況で、再生工事はあきらめていま
した。しかし、片屋根が崩れ、家は傾いていましたが、残っている漆黒の丸梁が、心に焼き
つき、事あるごとに頭に浮かんでくるのです。今考えると、黒い漆黒の丸梁が、私に訴えか
けていたのです。「私を活かして!私の魅力を見て!!」と・・・。
(再生前は、この様に屋根は抜け落ち青空が見えているような状態です。当然、梁は腐食して落ち、柱は倒れ、床は腐食して抜け落ち、どうにも手をつけられない状態でした。この写真は崩れた部分を取り除き、一部束補強を行った状態です。)
ある時、「古民家ときめき再生」って、恰好良くやっているけど、どこまで再生が可能な
んだろうか? 今この不可能だと思っている建物を、もし再生できたら・・・。
(屋根がないので、床も腐食してしまって、その部分を取り除いた状態です。床も壁も屋根もないこの様な状態の家でした。残った部分のお家も、南側に大きく傾いていたのです。)
自問自答の末、匠の技を持つ何人もの大工とも、何度か協議しました。答えは皆さん決ま
って、「これはちょっと無理やないろうか。ちょっとワシはようやらん。」(この家は、直
す事は、不可能ではないだろうか。私には再生が出来ません。)、「この家はちょっと無理
やろう。解体しかないで!・・。」
(佐川町の再生物件です。古民家の魅力は、本当に無限大です。私共や住まいての方々の古民家への熱き思いがあればある程、素晴らしい姿を現すのです。古民家は本当に底知れないパワーを秘めているのです。)
こんな答えしか返ってきません。しかし、そんな答えが返ってくれば来るほど、もし、こ
うした再生工事が、不可能だという古民家が、再生できれば、こんなにすごい事はない。
これは良いチャンスで、匠の技と木の素晴らしさを解ってもらう、またとないチャンスだ
と思うと、いてもたってもいられずに、「再生をする」と決めて、長年経験のある匠達のあ
る一人の大工に、具体的な課題を示して話すと、「傾きは直る。梁を継ぎ合わすことは、出
来る。」との心強い返事が返ってきました。
(先ほどの崩れた部分をつなぎ合わせた部分です。こうして、古い部分と新しい部分の組み合わせで、又違った新たな建物が、空間が出来上がっていくのです。)
これは、NHKの番組ザ・プロフェショナルに取り上げてもらっても、おかしくない快挙になると自負して
の取り組みでした。
その間悪戦苦闘のいろんなエピソードやアクシデントがありましたが、今回の完成によう
やっとこぎつけた次第です。
又この物件は、工事途中から非常に多くの方々から注目をされ、出来上がりを待ちに待っ
ている方が多くいましたが、昨年暮れに工事途中ではありましたが、購入者が決まり、多く
の方から残念がられ、同じような物件の強い希望があって、今も後を絶ちません。
以前話した様に、古民家は一つとして同じようなものはありません。それぞれが他にない
独特な魅力を、個性を自然環境と一体となって持っているのです。
そんな素晴らしい個性ある古民家の完成見学会です。是非一度見て頂きたいと思っていま
す。
(古い梁を活かし、新しい資材を組み入れて仕上げた野市町の再生物件です。空間の取り方や間の取り方そうした一つ一つに、しっかりとした裏付けがあり、住まう人の心に働きかける技や知恵がいくつも秘められているのです。そこに価値を見出すことが今世界的に求められてくる時代になってきたのです。価値観が大きく変わってきているのです。その多くの価値を古民家は持っているのです。)
又、当社にすれば、再生工事の可能な物件の、一つの大きな壁を破った快挙の建て物で
す。これによって、倒れていない限りは、木造であれば、『どのような状態でも、再生は可能だ!』と云
う大きな自身を得る事が出来ました。
今回のこの機会に、古民家の魅力をとくと、ご堪能下さいませ。
きっと、あなたの知らない素晴らしい世界が大きく広がっていくこと、うけあいです。
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