『福運集団の社長奮闘記』

私が感動した事・驚いた事・日々感じた事をたくさん綴っていきます!

屋形船「よさこい福運丸」の最後。

2011-12-21 22:09:57 | 遊び

限りなき未来への夢を与えてくれた!

 

(在りし日の、よさこい福運丸です・・・・・。大きな夢と希望を与えてくれました・・・・・・。本来の力を発揮させてやることができずに、なくなってしまいましたが、その魂は、私の心にシッカリと焼き付いています・・・・。本当にありがとう!!感謝です!!)

  

 

 先日、朝突然に、一本の電話がかかってきました。「お宅の船が、沈んじゃあせんろうか・・・・、船体の上のほうだけしか見えんが・・・・。」という電話が、近くの漁師さんから頂きました・・・・。

 

(一瞬現実だろうかと、信じられませんでした・・・・・。沈んでしまった福運丸の信じられない光景が、スローモーションで、目に焼き付いて行くのです・・・・・・・。大ショックでした・・・・・・。なぜこんなことに・・・・、) 

 

 一瞬わが耳を疑いましたが、「どうか間違いであってほしい・・・・。」祈りにも似た気持ちで、さっそく従業員を見に行かしました・・・・・・。

 

 (大型レッカー2台で、船内の水を抜き、浮かび上がらせましたが・・・・・、今思えば、そのままドッグ場まで引いて行き、修理も可能だったのでは・・・・、と思ってみても、もう後の祭りです・・・・・・。せめてその姿だけでも残してあげればと思ってみても、もう手遅れなのです・・・・・・・・。)

 

 「社長!もう遺憾・・・・。船は全部沈んじゅう!…もうどうしようもない・・・・・。」

 

一片の望みも、絶たれてしまいました・・・・・・・・。夢半ばにして、散って行ってしまった、東京から、わざわざこの土佐の高知にやってきたよさこい福運丸です・・・・・・・。・・・・・来た当初から、波乱万丈の人生?であったのです・・・・・・。しかし、そうした不遇の身でありながら、一言も愚痴は言わず、ただ黙々と私たちに、夢を与え続けてくれました・・・・・。

 

(元気でありし頃の、よさこい福運丸です。いつか土佐湾をにぎわし、、高知の活性化に、大きな力となるだろうと、期待をしていただけに、本当に残念です・・・・・・・。) 

 

 そのお焦げで、私のブログ「福運集団の社長奮闘記」も出来たし、ラジオ番組の「福運社長の奮闘記」もでき、心をときめかせながらの、仕事もできるようになったのです・・・・・・。

 

(よさこい福運丸の雄姿は、生涯忘れることはできません・・・・・。あったかい船内の雰囲気は、もう見ることはできません・・・・・・・。) 

 

 こうしたご恩は、終生忘れることができません・・・・。いや、私の心の中に、大きな魂を刻んでくれたのです。 今もってその魂は、輝いています・・・・・・・・。

 

(船内のすべての水を抜き取り、いよいよ釣り上げです・・・・・・。船体がきしみを上げながら、釣り上げれれて行きます・・・・・・・。私には、そのきしみが、福運丸の泣き叫ぶ声に聞こえてきて、とても見ていられませんでした・・・・・・・。形はなくなっても、生涯顕彰をしてまいりたいと思っています・・・・・・。本当にありがとう!・・・・御苦労さまでした・・・・・。) 

 

 

 電光石火の事故処理は、自分自身今更ながら驚いています・・・・・。沈没したあくる日日曜日には、巨大レッカーで港に釣り上げ、二日目には、船をいくつかに切断をして、3日目の昼には、ひとかけらもなく処分をしてしまいました・・・・。

 

(よみがえるのは、一緒に土佐湾を走り回った記憶です・・・・・・。写真のように最後は、浦戸湾を一緒に走ったものでした・・・・・・。)

 

 

 海上保安庁からは、一時も早く早急に陸に引き揚げなさいとの、指示があり、陸を管理している港湾事務所からは、陸に揚げたら、一日で撤去しなさいとの勧告を受け、もうまったく、考える時間さえなかった状況下で、取った行動の結果でした・・・・・・。

 

(こうした、郷愁を感じさせる福運丸の姿は、もう見ることはできません・・・・・。しかし、いつの日か、よさこい福運丸の、その志を継いで、土佐湾や浦戸湾を行き来するよさこう福運丸2世が、きっと出現するだろうと、信じ、確信しています・・・・・・。)

 

 

 何とか姿形ぐらいは、残してあげたかったのですが、かなわなかったことが、心残りです・・・・・・・。よさこい福運丸は、何のためにわざわざ、東京からこの高知に来たのでしょうか・・・・・。そのことを考えれば考えるほど、感謝に堪えない思いでいっぱいになります・・・・・・。

 

(海に舞い、空に舞いつつ、天に舞う よさこいの地に福運 運びぬ・・・・・・・。福運丸最後のワンカット写真です・・・・・・。大きな大きな福運をいただきました・・・・・。それをしっかりと温め、拡大をして行ってまいります・・・・・・。高知の大福運へと繋げていかなければと思っています・・・・・・。)

 

 今後は、よさこい福運丸の深き恩に報いていくためにも、掲げた夢の実現をさして、日本の木造技術の素晴らしさを、古民家再生を通じて、世界に証明を示してまいりたいと思っています・・・・・。

 

 

 

本物の木の家・ http://www.iwaki-mitown.jp/

 古民家ときめき再生 http://iwaki-mitown.com/

  

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