久代の日記

音楽、矯正治療のこと、日々のこと等

えん罪国家。

2021-06-18 20:48:10 | 日記
この間テレビで、裁判官が30人のえん罪を見抜いて法廷を覆していた、聞いた事がないような方がいたのです。テレビでもドラマ化されていました。東京大学出のエリートの裁判官でした。今は弁護士として仕事をしているとの事です。この元裁判官が言うには裁判官が検察の調べた事を疑わない迷信型と事なかれ主義、見て見ぬふりをする人がほとんど占めていると言う事です。借りてきた猫のような存在になっていると言う事です。仕事をしないと言う事です。この元裁判官は被告の言う事を良く聞いて真実を調べて行くのです。このえん罪の多い事には驚かせられます。警察は暴力団と同じ考え方をすると言われています。同じ脳になっているようです。日本はえん罪国家だと思っています。いつ何時事件に巻き込まれるか分からないのです。怖い国です。木谷明さんで83歳です。熊本元裁判官が生きていたなら、この方と一緒に仕事をしたかったと思います。お年も近いのです。元熊本裁判官の事を知っていたか聞きたくなってきます。弁護士さん達が尊敬している方です。私も尊敬しています。永山則夫死刑執行になっていますが、私は死刑になった事が悔やまれてなりません。あの人の生い立ちは凄いものがあるんです。映画にもなっています。まともな人間には育たない環境の中にあったのです。刑務所で本を読んで、自分がどれだけ無知だったかを知るのです。「無知の涙」と言う本を書いてベストセラーにもなっていています。そのお金を殺害した家族に送り続けていました。拒否した家族もありますが、亡くなった半分の家族は受け取っています。しっかりした奥さんもいましたし、死刑にするべきではなかったと思っています。死刑にしている国は少ないのです。日本はその少ない国の一つなんです。オウム真理教の教祖の浅原のような反省の一言もない人間であれば別です。



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