えん罪事件でした。強姦目的で女性宅に入っていって事件を2件起こしていました。ただ顔が似ていると言うだけで、犯人にされてしまうのです。袴田さんと同じです。連日十数時間もの拷問を受けるのです。犯人だと思っている警察は誘導して自白に追い込むのです。家族も警察の言う事を信じてしまい、誰一人として話を聞いて味方になってくれる人がいないのです。残されたものから血液型やDNA鑑定までおこなっていて、犯人と一致しないと言う事が分かりながら、突っ走るのです。警察は組織ぐるみなんですね。変だと思っても言えないと言う所だと、それが当たり前になっているので、誰も変だと思わなくなっている所です。もう麻痺している所なんですね。上からの命令が絶対と言うのですかね。本当の犯人が何回も犯行を繰り返してつかまるのです。本人はテレビでその事を知るのです。家族の受け入れがなく、更生施設に入っていました。警察が誤りに行くのではなく、本人が呼びだされて誤りだったと聞かされるのです。謝罪はなく犯人と認めていた事を責めてくると言う感じです。弁護団が立ち上がって国を提訴するのです。1億円の損害賠償を要求しましたが、2千万円がくだされました。何でこんなずさんな取り調べ方をするんですかね。今の時代DNA鑑定もありますし、数十年前に比べたら、技術は上がっているはずなんですが、おそまつなやり方なんです。えん罪で何年もの年月を奪われて、家族からも疎遠にされて行き場所がないのです。えん罪被害のこの方は捜査の可視化を訴えていました。全部違法な捜査をビデオに録ると言う事です。現在殺人などの場合でないと、可視化はしていないそうです。本の一部の人だけと言う事だそうです。全部ビデオに撮って見えるかしない限りはこのような理不尽な事が起こるのです。