久代の日記

音楽、矯正治療のこと、日々のこと等

プロフェショナル。

2014-11-20 16:36:44 | 日記
在宅での癌患者さんを看取る先生の放送でした。麻薬での痛みのコントロールが最後の砦となっています。この薬の配合率を熟知した先生でないと出来ないと言っていました。皮下注射のようにした24時間痛みのコントルールをする機械を取る付けるのです。亡くなる1時間前まで話をして笑っていたと言うんです。痛みのコントロールが出来ていれば最後の最後まで自分らしくいられるんですね。この先生は自分が癌になって初めて患者側の気持ちが分かったんですね。それまでは患者さんの病気の部分しか診ていなかったと言われていました。同じ病をした先生だと死にゆく人の気持ちが良く分かるものです。自分もそのような経験をしているからでしょうね。在宅だと診てくれる家族がいないと出来ない事です。私も癌の末期でどうする事も出来ないのであれば、診て下さる先生がいるなら自宅を選択しますね。



クローズアップ現代では、最後の時の延命治療の放送をしていました。自分の意志がはっきりしている時に家族に言っておいた方がよさそうです。人工呼吸器を付けるか、胃瘻を希望するか、どこまで延命を希望するかです。思い脳梗塞で運ばれてきた男性は家族と疎遠で一人暮らしで、長い事合っていない兄に電話をかけると、延命の希望しないと言う事でした。でも人口呼吸器を外せば亡くなりますし、医療現場の決断は思いものがあります。2ケ月人口呼吸器で生きていると言う事でした。延命治療をしても回復する訳ではないので、私は自分だったら、しなくていいかなと思っています。考えていかなければならない課題ですね。
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