アフリカのウガンダでの1万人に一人の奇病クルーゾーン症候群の男の子のお話でした。生まれつき頭が円錐形にとがり、目玉は今にも飛び出しそうになっていました。学校に通うようになっても、かっこうのいじめの的となりました。石もぶつけられて来ました。学校の先生から子供達が気持ち悪がって授業にならないから、学校に来ないでくれと言われてしまいました。人目を避けて家にいるしかなかったのです。アメリカから来たソーシャルワーカーによって救われました。手術の出来る先生を探して貰ったのです。アメリカのダラスに渡り頭蓋顔面形成外科の名医によって、頭蓋骨を作り治し、飛び出した眼球をおさめる手術を受けました。12時間に及ぶ複雑な手術でした。手術直後も予期せぬ事態が起こり口と鼻から多量の出血をしてしまい、輸血をしています。手術は無事成功しました。先生が約束をしてくれと男の子に言いました。いじめてきた同級生を許さない限り幸せになれないから許すようにと言う事でした。たくさんのクルーゾーン症候群の子供達を手術してきた名医の言葉でした。いじめてきた同級生を許し、元気に学校に通っています。良かったです。