カンボジアは医療保険がないんですね。無料で診ている頭の下がる先生がいました。ポルポト政権で知識人がみな殺されて医者不足だそうです。首に出来たコブが大きくなり50年間診て貰えず不自由な生活をしていた男性、先生に手術して貰いました。日本だとあんなに大きくなるまでなんでほっておいたのかとなりますが、行きたくても行けないですものね。先生貴重な存在です。卵巣腫瘍で取り出した卵巣が9キロもあった女性もいました。こんな重たいものが取れたら体が軽くなるでしょうね。アジアの子供達は脳りょうと言う病気の子供が多いのです。100万人に一人の病気です。頭蓋骨の欠損があり脳の一部が飛び出しているのです。日本の岡山医療センターに無料で連れてきて手術をしました。脳の癒着があり10時間を越える大手術でした。手術中ずっと母親は祈っていました。その手術を先生が見てミャンマーで出来る手術に応用していました。ミャンマーでは全身麻酔がかけられないので手術時間は2時間が限度だそうです。ミャンマーで出来るやり方にしていかないと出来ないのだそうです。でも先生手術していました。ここでは自分の存在価値の自己認識が出来ると言われていました。求めれている患者さんの元へ今日も先生行っています。私もそういうのを持っています。みんな持っているんだと思います。自分の存在価値の自己認識、歌でしてみたいです。