mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

立秋

2009年08月07日 | 季節・暦

 今日は8月7日、立秋です。いわゆる「暦の上では秋」ともされる日で、暑中見舞いは今日から残暑見舞いに替わります。

   「この暑さ、いつまで続くザンショ」

今年はこんな冗談があまり通じなさそうな天候不順で、今日もこの後一時的な雨が予想されています。

 天文的には太陽の位置が黄経135度になる瞬時を立秋点とし、それが今年は日本標準時で午後6時1分。まだ4時間も先の話で、今これを打っている只今はまだ立秋前なわけでして。

 まだまだ暑いです。少し前まではどうして8月の初めでもう秋なのか、不思議で不思議でたまりませんでした。学校の夏休みは8月いっぱい続きますし、そもそも暑い。しかし年を経るにつれ、自然界の動きに敏感になると、7月の頃より日の入りがどんどん早くなり、お昼の太陽高度も日一日と低くなり、気温は暑くとも、陽射しの中に頂点に登り詰めたあとの秋の気配が感じられるようになります。

 我が家の裏は虫たちの楽園です。早い話、草ボウボウなわけなんですが、不思議なことに毎年、立秋のひの夜から鳴き始めるんです。もちろん一日のずれもありますが、虫など生き物は正直なのですね。これに気付いたとき、私とても感動しました。

 いくら秋と云っても、それはその気配が出始めたというだけで、地上の世界はまだまだ夏です。私が思うに、月遅れのお盆の頃、五山送り火の行われる8月16日頃までは真夏でもいいのではないかな。凄まじい暑さもせいぜい処暑までですね。


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