はるみのひとり言

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ゼロ・ダーク・サーティー

2013-02-28 | こんな映画観たよ



レディースデーに見て来ました。

9.11同時多発テロ事件から10年、首謀者ビンラディンを追い詰めるまで何が行われていたのか、
作戦に投入された女性CIA情報分析官を通して描かれたお話です。

9.11テロ事件は衝撃でしたが、その後ビンラディンを追い詰めるまで命がけで戦ってはったんですね。
ビンラディン殺害のニュースを聞いた時「ありゃ」と呑気に思ったくらいだったんですが、
その捜査の執念に驚かされました。

殺害までの10年をリアルに再現されたような感じなんですが、2時間40分の上映でしたが、
一部始終を覗いているようで入り込んでいたので、全然長く感じず見応えがありました。

冒頭の拷問シーンは、最初っからこんなシーンが来るとはとドキドキしてたんですが、
最近猟奇的な映像を見ることが多いので、まだマシでした。
実際はランボーみたいな拷問じゃないのね。(十分キツイと思います
拷問される側だけじゃなく、する側も。精神的に。

情報が得られないままに次々テロが起き、マヤの心を許せる同僚も自爆テロに巻き込まれてしまいます。
この事件でマヤはますます捜査に執念を燃やすようになります。

多くの罪のない人が巻き添えになるのを見て、一刻も早く居所を掴んで酷いテロリストを
何とかするべきだと思ってたんですが、ラストのアジトへの突入シーン。
 寝入り端を襲われビンラディンも射殺され、 10年の捜査が実って本当はめでたしなんですが、
ヒーロー映画の善が悪を倒したような爽快な気分にはなれませんでした。
なんだか虚しい気持ちになりました。
目の前で親を殺された子供たちは、あの日のことを理解出来てるのかな~。

「私のために殺して」と言ってたマヤだったけど、最後の涙は何の涙だったのかな~。

それとレーダーに映らないヘリらしいですが、夜中にあんなに大きな音を立てて来たら
気づかれないのかな~と思ってしまいました。着陸失敗してるし。
抜け穴とかは掘ってらっしゃらなかったんでしょうか。

後で知ったんですが、マヤを演じてはったのは、「ヘルプ」で仲間はずれにされてた、ちょっとおバカキャラな
奥さんだったんですね~。
ジュリア・ロバーツに見えちゃってたんですが。
違う人みたいで全然気づきませんでした。素晴らしかったです!

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