はるみのひとり言

気ままなお散歩と猫と美味しいもん

嵯峨野でお散歩 part1

2003-04-27 | 京都でお散歩



GW前半、嵐山・嵯峨野でお散歩して来ました。
お天気もよく爽やかな日、新緑もとても綺麗でした。

-1日目-



野々宮神社

まずは野々宮神社に行きました。
縁結びの神社として知られていて、秋篠の宮さまも来られたそうです。



野々宮じゅうたん苔

野々宮神社の中に、こんなところがあったなんて知らなかったな~。
鳥居をくぐって右手の方にありました。
少しの間ボ~っとみとれてしまう、美しいじゅうたんのような苔でした。



野々宮神社から竹林を通って散策に向かいました。



祇王寺

奥嵯峨にひっそりとあるという雰囲気のお寺でした。

「平家物語」に登場する白拍子 祇王ゆかりのお寺です。
平清盛の寵愛を受けていた白拍子の祇王は、新しい白拍子 仏御前の出現によって館を追い出され、
祇王は母と妹とともに、奥嵯峨のこの地に移り住み尼となりました。
「萌え出づるも 枯るるも同じ 野辺の草 いずれか秋に あわではつべき」 と障子に書き残して・・・
あなたも私も同じようなもの。いつか私のことがわかる日がくるでしょう。。
これを見た仏御前も祇王を追い尼になり、4人はこの地で余生を過ごしました。



お庭を回遊して祇王たち4人が住んでいた建物へと向かいます。



吉野窓

こじんまりした建物の中には、仏間と吉野窓のある部屋がありました。
仏間には祇王、祇女 仏御前、清盛公の木像が安置されていました。
影が虹色に写るとされてる吉野窓も見ものですが、障子を少し開けると
お庭が見え自然の掛け軸のように思えました。



祇王寺のお庭

美しいけど、どこか物悲しさを感じるお庭でしたね~。



祇王寺の苔。。いろんな種類があるんだね。



ぶぶ漬けセット

お昼ご飯は化野念仏寺に行く途中の道沿いにあったお漬物屋さんに入りました。
小さいお店ですが、中でお茶漬けやおにぎりセットを食べれます。



化野念仏寺

長くゆるやかな階段を上って境内に向かいます。



昔このあたりは鳥辺野などと並ぶ風葬の地だったらしい。。
弘法大師がこの地に葬られた死者の菩提を弔うのにこの寺を建てたのが起こりと言われている。。
有名なのがこの「西院の河原」 無縁仏となった8000体もの石仏、石塔が並んでいます。
西院の河原内での写真撮影は禁止されていたので、外に出てから撮りました~。(^^;



化野念仏寺の竹林

なんかサスペンスものに出て来そうな雰囲気ですよね。
ここの竹林はとっても趣きかあって、竹林スポットでは一番のお気に入りでしたね~。



愛宕街道を歩いて愛宕念仏寺に向かいます。



愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)

 


石像千二百羅漢

様々な表情をしたユニークなお地蔵さんがお出迎えしてくれます。
カメラを持ったお地蔵さんもいたから、比較的新しいのもあるのかな・・・・。
見ていて心が和みます。



お地蔵さんの間に咲いていたシャガです。



お地蔵さんを後に本堂へと向かいましたが、この上にもたくさんのお地蔵さんがありました。



三宝の鐘

本堂に向かう階段の途中に「三宝の鐘」がありました。この3つの鐘はそれぞれ異なった音律を奏でます。
撞いてきたけど、とても綺麗な音色でした。(^^)


 

猫ちゃんを抱いてるお地蔵さんもいました。可愛いぃ~(^^)



清涼寺

ここのお寺の見ものは、生身お釈迦さまと言われいる「釈迦如来像」かな~。
釈迦如来像が作られた時、体内には絹で作られた五臓六腑が中国の尼僧によって挿入されていて、
これは中国で千年も昔に人間の体の構造を知っていた事を示すことでも貴重なものであるらしい。
さらにレントゲン撮影で、額には銀で作られた仏様がはめこまれてあり、
目には黒水晶、耳には水晶、水月観音の彫られた鏡が入れられてることが確かめられたそうです。
釈迦如来像のお顔に仏牙を入れた時、一点から血がでたことから、生身の仏であると言われるそうです。



お釈迦様の体の中から出てきた五臓六腑のレプリカが展示されています。

 


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