はるみのひとり言

気ままなお散歩と猫と美味しいもん

カフェ・ド・フロール

2015-04-13 | こんな映画観たよ

映画館で観ました。
感想がネタばれになりそうだけど・・・。

時代の違う2つのお話が交差しながら描かれます。
一つは1969年代のパリで、シングルマザーのジャクリーヌとダウン症の息子ローランの話。
もう一つは現代のモントリオール。DJとして活躍するアントワーヌの話。
離婚はしてるが2人の娘がいて、両親は健在、おまけにローズと交際中というリア充。
しかし、別れた妻キャロルは立ち直ってなくて・・・みたいな。

何の繋がりもなさそうな話なんですけど、少しずつ繋がりが見えてくるところが引き込まれますね。
あ、この音楽とか。

説明があんまりなくて話の流れから読み取っていくような感じなので、アントワーヌの若い頃の話や別れた妻キャロルが、一瞬 んん?みたいに思えてしまったんだけど、観ているうちに分かってくるかな。
キャロルの妹だっけ?あの人も登場した時誰?だよね。 

なんと言ってもジャクリーヌのローランへの愛情には胸を打たれたわ。
障害を持ってるからと言って溺愛するだけじゃなく、出来る子になるため厳しかったり。
ローランを守るためなら何でもしちゃうみたいな、ママの愛情が半端なかったよね。
音楽もいっぱい聴かせてたんでしょうね~。 

2人の姿が恋人同士みたい。
母親役のヴァネッサさんが素晴らしいのよ~。

でもある日、ローランのクラスに同じダウン症の女の子ヴェラが転校して来て・・・。
この2人会った瞬間に異常なほど惹きつけられます。
ここまでって思ってしまうのですが、こういうもんなんですね~。

ローランが自分から離れてしまう寂しさに耐えられなくなってくるジャクリーヌ。
この3人の関係が時空を超え・・・・。 

予告でもソウルメイトって言葉が出てるから・・・そういうお話です。
でも思ってたのとはちょっと違ったかな。

ちょいホラーっぽかったり、ラストは感動の結末というかどうなんだろうと思ったけど、
ツインソウルのことを調べてみると、ちょっと納得かな。(でも娘さんはどうなんだろう?)
赦しは必要なんだ。

この雰囲気すごく好き、流れる音楽もいい。
題名にもなってる「カフェ・ド・フロール」が頭にめぐるよ。
ストーリーだけでなく演出も。
今なんかいたよねとか一瞬映りこんだりするのがあったり、目が離せないですね。

あとアンワーヌが飛行機に乗るたびに何故かヒヤヒヤしていました。

P.S 幸せそうに見えるアントワーヌと幸せそうに見られないローラン。
劇中にあった言葉なんだけど、結末とは関係ないんだけど気になりました。
本当に幸せなのはどっち?



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