ワールド・ウォーZ

映画館で観ました（２Ｄ字幕）

【ストーリー】　妻と２人の娘と平穏な日々を送っていた元国連捜査官のジェリー。
ある日、家族を乗せた車で渋滞にはまった彼は、謎のウイルス感染によって凶暴なゾンビが瞬く間に増殖する現場に遭遇してしまう。そして必死で家族を守り、間一髪で逃げ延びたジェリーのもとに、現場復帰の要請が入る。いまや謎のウイルスの爆発的な感染拡大で、全世界が崩壊しようとしていた。
そこで、かつて伝染病の調査や紛争地域での調停に手腕を発揮してきた彼に、調査隊への協力が求められたのだった。愛する家族の安全と引き換えに、調査への同行を決意したジェリーは、米軍とともに、混乱が拡がる世界各地の感染地域へと向かうのだったが…。


予告を観た時、恐ろしいスピードでなだれてくる群衆に何事が起ったんだろうとメチャクチャ気になってたんです。Ｚデーって何だろうと。
「Ｚ」ってゾンビのZだったんですね。ゾンビ映画だとは思わなかったな～。

街で渋滞にはまってるジェリー一家。突然緊迫した状態になり、何が起こったか分からないまま逃げ惑う人々。そこにウイルスに感染しゾンビ化した人が現れ次々と人を襲い、噛まれた人は１０秒くらいでゾンビになってしまう驚異の感染力。
しかもだらだらゾンビではなく、猛烈なスピードで襲ってきます。
逃げ込んだアパートで住民に助けを求め屋上で救出されるまでは、どうなっちゃうんだろうとハラハラ、ドキドキしてたんでですが、ここからがちょい「ん？」って思えるような方向に。

家族のために調査に同行することになったジェリーさん。
若きウイルス学者らと共に韓国米軍基地に向かうのですが、機内でウイルスについて語りまくってた学者さんといい相棒になって発生源の調査をしていく形になるのかな～と思っていたら、何の活躍もしないままにあっけなく学者さん死亡。

しかもその原因になったのが、ジェリーさんの妻からの電話。
ゾンビは音に反応するので静かに行動しなきゃいけないんだけど、雨の中チャリンコで飛行機へと向かう途中、ジェリーさんを心配した妻からの着信音が鳴り響いて大変な事態に。家族愛が仇に。
「携帯電話の電源はお切りください」って笑うところかと思ってしまった。
このために何人かの兵士が犠牲になってるのに、「タイミングが悪かった」って呑気なジェリーさん。

次の目的地イスラエルでは高い壁が作られてて、せっかくゾンビが中に入れないようになってるのに、
入れた人たちが安心したのか、いきなり大音量で歌い出して大騒ぎ。外にいるゾンビがめっちゃ反応して。
予告で観た人間ピラミッドのように壁をよじ登ってくるシーンですよ。
そんな危機的な状態なのに誰も気づかない。アホですよね。何のために壁作ったんだか。

脱出するため旅客機に乗り込んだジェリーさん。
安心したのもつかの間、キュートなチワワちゃんが機内に閉じ込められてたゾンビを見つけてしまい、
機内の人々は次々ゾンビ化。
最終手段で手榴弾投げちゃって飛行機墜落。
お腹に鉄が刺さっても生きてるジェリーさん。乗客乗員全滅。なんか気の毒。

どこに墜落したかも分からないのに、なぜか歩きでWHO研究施設に到着してしまいます。
ウイルスについては何も分からないままだけど、いろいろ見て来た結果、病気にかかってる人に
ゾンビは反応しないのかもと思ったジェリーさんは、隣の病棟に保管されてる病原菌を取りに行くことに。
襲う人間がいないと休眠状態になってノロノロしてるゾンビのいる病棟に向かいます。
静寂の中、絶対に音を立てちゃいけない状態だけど、お約束通り缶を蹴ったり、ガラスぐちゃ。
ゾンビがいつ気づくかスリルがあります。

なんとか保管室に入ったジェリーさん。手当たり次第に病原菌を缶に詰めるのですが、
外には歯をカチカチ鳴らしながら襲いかかりそうなゾンビが。
一か八か打った病原菌が大当たり。ゾンビの間を通り抜けるジェリーさん。
そしてペプシで一服。美味しそうに飲んだはります。ペプシが飲みたくなります。

結局カモフラージュの病原菌が分かっただけで、ウイルスの発生源もワクチンも解決しないままに終了。
とりあえずジェリーさんは家族に再会出来たんだけどね。

突っ込みどころはいろいろあったけど、ゾンビも怖かったしスリル味わえたし楽しめましたよん

 

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