負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

腹が立つ その2

2015-11-15 12:40:29 | 原発震災避難者


近隣



「 腹立(ふくりゅう) 」などと

昔の人の気取った物言いで思ってみても

必ずしも 息をあえぐような怒りばかりが

・・・ 「 腹立ち 」ではない。



ぐっと耐えて面にださない「 腹の立て 」ようもある。


言いたいことを言わないでいると

腹がふくれて苦しい ・・・ と 昔から言い伝えています。

じっと黙り堪えて ・・・

そのために 「 腹膨るる 」思いをしている

その膨れようを ・・・ 「 立つ 」と見るみかたも

あるかもしれない。



ああ こんなもって回ったことを考えているだけで

・・・ 「 腹立って 」きました。



せっかく「 腹を立てる 」なら

もっともっと本気で立てたほうがいいことに

・・・ 「 腹を立て 」ましょう。



さしづめ どこぞのあてにならない与党と野党に

・・・ 「 腹を立て 」ましょう~よ。


「 腹を立て 」甲斐

・・・ やがて験(げん)が見えてきましょうから。


な~に 政界だって ・・・ 水ものサ。







腹が立つ その1

2015-11-15 09:43:23 | 原発震災避難者


近隣



腹は「 立つ 」ものか。

どういう様態を すなわち

・・・ 腹が「 立っている 」と見るのか。


理屈をいわれると ・・・ はたと困ります。



しょっちゅう「 腹を立てて 」いる。

だから そんな際の自分の腹のありていというものを

眺めるなり 考えるなりすれば ・・・

容易なようで ・・・ さて ちっともわかりません。


ま 腹が波「 立つ 」 湯「 立つ 」くらい

息も荒らかに怒るのかなあ~ ・・・ と思いますね。


( その2につづく )







心まかせ その2

2015-11-13 13:28:53 | 原発震災避難者


近隣



「 人間は自由という刑を受けている 」

とは ・・・ サルトルの言葉。


「 心まかせにやれば 」

いつか重いツケをまわされそうで

したいもの怖さ ・・・

イザとなると やっぱり手順・手続きどおり

・・・ 万人通用の道を行ってしまいます。


そして 「 安心 」しています。



みんなで渡れば怖くない

・・・ と信じ

「 心まかせ 」なんて

世間様に対し奉り不遜の極みであると

言われもせぬ前から ・・・

自己規制 つまり 自粛しています。


「 心まかせ 」どころか

万事 ・・・ 「 あなた任せ 」なのであり

我ながら 度しがたい不自由人だ ・・・ とあきれます。



人には

抜きがたく ・・・ 被支配願望が潜在しているのでしょうかね。







心まかせ その1

2015-11-13 10:29:46 | 原発震災避難者


近隣



野となれ山となれ

風まかせの風来・風狂

そんな境遇は ・・・ さぞ いいものでしょうが

それも 「 心まかせ 」に

だれにでもできることではありません。



どうぞ ご随意に ・・・ と言い

お気に召すまま ・・・ と言います。


言うのは勝手ですが

言われてみると ・・・ ハタと困ります。


言われれば言われるほど

「 気まま 」ができずに

もじもじ ・・・ 尻込みしてしまいます。



われら凡夫の

それが ・・・ 「 心ならい 」のようでね。


( その2につづく )







手心 その3

2015-11-12 08:59:51 | 原発震災避難者


近隣



「 たなごころを指す 」ように

賞罰が的確になされるのではなく

事の機微をアイマイにのがれて

「 てごころが加え 」られます。


その対照的な両方が

ともに「 手心 」の二字で表記されてしまうところ ・・・

日本語のオカシさであり コワさであります。



愛ある「 手心 」は ・・・ 歓迎ですが

情実の「 手心 」横行は ・・・ イヤです。







手心 その2

2015-11-11 21:05:18 | 原発震災避難者


近隣



不法な金○億円を受けとり

訴追のがれに上申書を書いて

○十万円の罰金で済ましておける

・・・ トンデモナイ政治家もいたこの国では

検察といった怖そうなお役所にも

「 手心を加える 」ケッコーな「 仏心 」があると知れて

思わず ・・・ 拝みたくなりますな。


「 手心してやんなさい 」なんて指示を

涼しい顔して出せる身分に

だれだって ・・・ なってみたいもんです。

たいがいは 「 どうぞ ほどほどに 手心を 」と

願い上げる側にいるわけで

・・・ やれやれ 情けないもんですね。



「 手心 」も 「 仏心 」も

・・・ うす汚れたものです。


( その3につづく )







手心 その1

2015-11-11 09:55:35 | 原発震災避難者


近隣



「 たなごころ 」と訓んで

「 掌 」の字をつかいます。


「 手の(な)心 」であり

「 池の心 」などと同じ

・・・ 「 まんなか 」の意味ですね。


「 てのひら 」より

もう少し「 求心的 」に把握されています。


もっとも 「 手心 」と書かれて

「 たなごころ 」と訓む人は ・・・ ま 少ないですね。

普通に 「 てごころ 」と訓んでしまいます。

そして この方が

一般であり 身近でもあります。


( その2につづく )







こころして

2015-11-10 14:43:34 | 原発震災避難者


近隣



ある本に曰く ・・・



「 貧も恥ずるに足らず。

恥ずるべきは

・・・ 貧にして志なきなり。


財も悪(にく)むに足らず

悪むべきは

・・・ 財にして能なきなり。


老も歎ずるに足らず。

歎ずるべきは

・・・ 老いて空しく生きることなり 」



こころして ・・・ 今を生きる。







すぎな

2015-11-09 18:24:15 | 原発震災避難者


近隣



庭いっぱいにひろがっている

すぎなに挑んでみるのだが

なかなか はかどらない


鍬もすきもはいらぬ苦土の底を

はいまわっている 地下茎

精根尽きて ひっぱると

あっさり途中で切れてしまう

・・・ しぶとい すぎな


それを

おなじようにしぶとい老妻が

掘りおこそうとしている



昔の人が

すぎなの根は

地獄の底につながっているといった ・・・ すぎな


とてもとても

ねだやしは ・・・ できない。







思いやるこころ

2015-11-08 20:18:08 | 原発震災避難者


近隣



まわりに求めていたやさしさを

私は 誰かに与えたことがあるだろうか。


自分の苦しさを思うばかりで

人の苦しさを思いやることがあるだろうか ・・・ 。



全く 全く

・・・ はずかしくなってしまいます。







打たれることを ・・・

2015-11-07 16:57:52 | 原発震災避難者


遠足



「 出る杭(くい)は打たれる 」

そのあとに

「 出ない杭はくさる 」


さあ どちらを選択するか。

・・・ 打たれるか

・・・ くさるか


私は そのようなとき

ずっと埋(う)もれてくさるよりも

打たれることを選んできました。



今も そういう選択をするでしょうね。

たとえ「 年寄りの冷や水 」 ・・・ と言われてもです。







こころもち その2

2015-11-06 13:12:55 | 原発震災避難者


遠足



「 こころ 」とは

いつもブルブルふるえている水玉みたいなもので

じっと同じ在りようのまま

・・・ 持ちかつ保つことの容易ならぬシロモノあるようです。


それは 誰もが ・・・ 身にしみて実感しています。



「 いい心もち 」も

・・・ すぐ「 いやな心もち 」に移り動くし

「 こころもち 上げたもの 」が

・・・ すぐ「 こころもち低く 」しないと済まなくなったりします。


安定に保つことの ・・・ あまりにも難しい

それが 「 こころ 」のようですね。







こころもち その1

2015-11-06 10:12:19 | 原発震災避難者


遠足



「 いい心もち 」「 心もちがわるい 」

・・・ といった物言い。


もう一つは

「 こころもち 上げて 」

「 こころもち 右へ 」

・・・ と言ったあんばいに

ちょっぴり微妙な加減や程度を言う。


混同したり 誤解したりすることは

・・・ まず ありませんね。



「 重い心で 」や「 心も軽く 」というくらい

つまり 人は時と場合で ・・・ 「 こころ 」を持ってみます。

だから 重い軽いと感じられるわけです。


「 こころの重み 」という不思議な「 心ならわし 」を

日本人は培ってきたという次第で ・・・ それは いい。

が 「 いい心もち 」といい

「 こころもち 右へ 」と言ったりしています。

この「 もち 」は「 持ち 」なのか ・・・ 。


意味は通うので どっちでも同じだが

むしろ 「 保(も)ち 」である気がしてなりません。


( その2につづく )







心のことばを添えて

2015-11-05 16:32:18 | 原発震災避難者


遠足



まわりに 心を送ろう

ことばに あたたかい心を添えよう

・・・ と思います。



「 こんにちは 」という挨拶ことばだけでは

・・・ 行きどまり道。


それに もうひとつ

「 きょうもよろしく 」とか

「 きのうは 親切にありがとう 」とか

心のことばを添えると

・・・ 道が 拓(ひら)けてきます。


相手から あたたかいものが返って

・・・ 「 行きどまり 」では なくなります。