手だて その２

遠足



「手」を

千変万化　多彩に　自在に

・・・　繰り出せるか　どうか。


「　手立て　」の良否は

一つ一つの「手」の良し悪しと重ねて

それらを駆使する「　手順　」「　手続き　」の良否にかかってきます。

その意味では　企画や構想のもつ一切が

・・・　「　手立て　」に含まれています。


しかし　企画や構想の大切さに幻惑されて

どんな目的の「　手立て　」か　・・・　を

つい　われわれは見過ごしやすいものです。


そのスキをついて

わるい政治屋や　わるい知恵者が

確かに上手だけれども「　手前勝手　」な

結果　われわれを泣かせる「　手立て　」に

「　スゴ腕　」をみせ

いつも　・・・　後悔先に立たないハメになります。



後悔しない「　手立て　」が　・・・　肝心ですぞ～　！

手だて その１

遠足



手法とか　手段とか　手技とか　・・・　。


その根に「手」があり

人間生きるため　生きぬくために

・・・　手を使います。


ハシをもつ　ペンをもつ　カバンをもつ。

その際は　身体の一部として

・・・　手を使います。



しかし　「手」は

そんな手だけではありません。


「　きれいな手　」も　「　きたない手　」

さまざま見え隠れに

・・・　使い分けします。


陰険に「　手をまわ　」し

巧緻に「　手を尽く　」す


政治も　経済も

商売も　勝負も

芸術も　医療も

そして　戦争や　外交も

「　手立て　」の「　上手　」「　下手　」で

・・・　事が右し　左します。



その結果　・・・　「　手腕　」ということになるのですね。


（　その２につづく　）

時間 その３

遠足



過ぎ去っていってしまったトキは

もう　どうしようもないが

せめて

残り少ないトキだけは

大切にさせてもらわねば　・・・　　と思う


日の良し悪しを

選り好みしている余裕は　もう全くない


雨の日には雨の日の　恩恵

曇りの日は曇りの日の　恩恵


それを　両手で

いっぱい　受け止めさせていただくばかりです。