負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

心のはなし 8

2016-10-29 13:40:55 | 原発震災避難者


近隣



日本人の社会には

「 心比べ 」 「 心競い 」という風が

・・・ 根強く残っていて


気の付かない人は

従って 日々に

その比べや競いに

知らぬうちに負けていることになる



例えば 年賀状一枚にさえ

いつ知れず 自分が批評家の立場に立ち

字の巧さ

趣向のよさ

文言の適切さ

・・・ といったことを

一々に品評しながら

自然それを 差出人の「 心ばえ 」「 心入れ 」の評価

いや 人物の評価にまで言及しているのに

気づくはずです



あの「源氏物語」や「枕草子」の昔に

いかに「 心競い 」が日々に激しかったか

武器こそ使わないが

なかなかのそれは ・・・ 大戦争でありました



往々 文化は

こういう「 こころ 」の戦争に

・・・ 鍛えられてきたのでありましょう







心のはなし 7

2016-10-29 10:39:20 | 原発震災避難者


近隣



「 こころみる 」という言葉を 我々は

試みる ・・・ 意味にとりすぎてきた



本来の 「 心見る 」意味で

謙虚に自分の「 心の内 」を

「 心静かに 」よく見直す時間も

・・・ もたねばなりませんね



今では 日常せわしなくて

とても「 心見 」ていないようだが

それでも 古来の伝統は

何となし生きていて

日本人の社会には

「 心比べ 」 「 心競い 」という風が

・・・ 根強く残っています







心のはなし 6

2016-10-29 07:29:08 | 原発震災避難者


近隣



えてして「 こころ 」のことは

抽象的・観念的になってしまい易いが

それを避けるには

こうした言葉が

実際に用いられている現場へ立ち戻って

一つ一つに「 心配り 」の利いた観察をするしかない

と ・・・ 私は思っています



いわば “ こころ言葉 ”が

古来 ・・・ 沢山ある

そして ・・・ 使われてきたということは

「 こころ 」の現場や歴史が

そこに在る ・・・ ということでもありますな







心のはなし 5

2016-10-29 04:41:35 | 原発震災避難者


近隣



「 心おきなく 」 「 心ばかり 」

「 心尽くし 」 「 心を寄せる 」

「 居心地 」 「 心細い 」

「 心づもり 」 「 心持ち 」

「 心無い 」 ・・・ などと

いい表現が

「 こころ 」の周辺には数多くありますね。



その用例を 丁寧に当たっていって

日本人の心の有様を

具体的に見直す「 試み 」が

・・・ 必要ではないでしょうか