中国西安で奮闘する大学教師Mの日々

日本人教員として中国の陝西省西安市の大学生・大学院生に対し、「日本文化・社会」や「卒業論文」などを教えています。

日本事情テキストの出版プロジェクトの活動成果

2015年05月16日 23時52分44秒 | 中国での「日本事情」テキスト出版
このカテゴリーは久々の更新です。
中国で日本事情テキストを出版するプロジェクト、そのメンバーで書いた共著が刊行されました。

見城悌治、三村達也、中嶋英介、菅田陽平
「現代中国における大学生に対する「日本事情」ニーズ調査」『国際教育』(8)、51-76頁、2015年3月


主な考察内容は、現代中国の大学(日本語科)で行われる「日本事情」のニーズ調査、その分析です。
中国の各地域の大学を対象とし、約800名の大学生を対象に調査を実施しております。
この調査の過程で多くの日本人教員・中国人教員の方々にご協力を頂きました。

この場をかりて、お世話になった皆さまに感謝申し上げます。

なお、実際の論文は以下のアドレスからお読み頂くことも可能です。
http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/SB00228823/8_51-76.pdf



上とは関係ありませんが、私が最近行った翻訳も刊行されています。

【翻訳】梁雲祥『日本外交与中日関係』(2012年、世界知識出版社)
三村達也、『千葉大学人文社会科学研究』(30)、199-206頁、2015年3月


今回は私の研究関心と関わりある、第7章の日中民間外交の箇所(「中日民間外交」)を中心に翻訳させて頂きました。
著者の梁老師には、翻訳後に原稿を送ってほしいと言われているので、日本から製本されたものをお送りする予定です。

こちらも実際の翻訳がネット上に公開されているので読むことができます。
http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/AA12170670/18834744_30_199-206.pdf


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