井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

2020年冬シーズンin・大雪山・黒岳へ!

2020-12-25 08:13:26 | 大雪山系の山
 久し振りの山記事アップです!
世の中はコロナ騒ぎで山に行くのもはばかられるような状況です。
この状況下にありますが、どっこい、北海道人は冬の山を楽しんでいます。
今日は、今シーズン初めてとなるバックカントリースキーです。
雪が豊富な大雪山は黒岳にやって来ました。
今回は。秀岳荘スタッフの皆さんと合同で滑りに来ました。


 2020年12月23日、 朝6時に札幌を立ちます。
今日は強風予報が出ていますのでロープウェイが運行するかの不安があります。
高速道の途中で確認したところどうやら黒岳ロープウェイは運行するようです。
ホッとして層雲峡を目指します。

黒岳ロープウェイは運行しているものの、スキー場のリフトは来年の3月31日まで運休しています。
そんなことで、ロープウェイの駅からはスキー場も含めてのハイクとなります。
天気はどんどん回復してきます。
   
    ロープウェイから見た凌雲岳方面です。
    山頂部分は風が強く、雲に覆われています。

 しかし、5合目にあるロープウェイ山頂駅は風が吹いていません。
おまけに太陽が顔を出し、黒岳の山頂も薄っすらと見えるようになってきています。
はやる心を抑え、スキーを履いて、まずはアバランチトランシーバーのチェックを行います。
これはバックカントリーに出るためには大事なことです。

 リフトの駅まで来ると山が目の前に見えるので否が応でもテンションが上がります。
   

そして、リフト下をハイクします。
   

7合目まで約50分くらい、そこからは傾斜がきつくなり、いよいよバックカントリーの領域です。
右から吹き付ける強い風に負けない様にぐんぐん登ります。
ところどころ風で雪が吹き飛びクラストした固い斜面が顔を出します。
こんな所ではスキーのシールが利かず横滑りしてしまいますので風の当たらない斜面を探し左に移動します。
    
    
前方にまねき岩が見えてきました。
    

 今回は山頂に立つことよりも滑るのが目的ですのでこの辺りからドロップ・インすることにします。
すると、単独のボーダーさんが私たちの目の前を滑って行くではありませんか。
これに遅れを取らない様に私たちも滑ります。
ここから谷を滑り、登り返してもう1本、さらに、トラバースしてスキー場の上まで移動して滑ります。最後はスキー場を気持ちよく滑り、今日のバックカントリースキーは終わりです。

全員無事に滑り降り、満面の笑顔が楽しかった一日を象徴していました!!

2020年冬・大雪山黒岳

代表して秀岳荘社長の滑りを披露します。

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