休憩地点からさらに高度を上げていく。
石ばかりの荒涼とした荒れ地の中をモウモウと土煙を
上げながら走っていく。
車内にはどこからともなくこの土煙が進入してくる。
運転手のウェイさん以外は全員が前日渡されている
マスクをつけて乗っている。
しばらく走ると前方に無数のタルチョンが束ねられて
道路の上をトンネルの入り口のように覆っている。
ここがトン・ラ峠だ。標高5,120Mほどある。
ここで車が停車する。
後を振り返ると白銀がまぶしい山が見える。
皆一斉に車を降りてこの景観を楽しむ。
ウェイさんの話だと、右手に見える一番高い山がシシャ・パマ
(標高8,012M)だという。
シシャ・パマはゆったりとした山容を見せて青空の中に
真っ白に輝いている。
私が8千メートル級の山を目にしたのは初めてだ。
風にはためくタルチョンとシシャ・パマです。
昔のタルチョンは絹製だったと聞いています。
そのため古いものは自然に風に吹かれて飛んでいったようです。
今のタルチョンは化繊で出来ているので風に強く腐りもしないので
古いタルチョンが汚れてゴミのようになって溜まっています。
左手の方にある山の名前を聞くと「ハマラヤ・モンテ」と教えてくれる。
どのピークがハマラヤ・モンテなのか、私の語学力では
確認できませんでした。
写真の中のどれかのピークであることは間違いがないのですが・・・
☆☆ 検問所 ☆☆
トン・ラ峠からは本格的なダート走行に移る。
草木のほとんどない荒涼とした平原を土煙を上げながら
緩やかな丘陵を登ったり下ったりを繰り返しながら走る。
地図を持っていない私には幾ら走っても風景が変わらないので
どこを走っているか分からない。
そんなとき前の方に瓦屋根を持った白くて大きな建物が見えてきた。
先行するランクルが止まっている。
どうやら検問所のようだ。道理で立派な建物だと思った。
中国政府関係の建物はチベットの人達の物より数段立派に建てられている。
この検問所も周りに何もないところにポツンと建てられている。
でも、北の方を見ると集落があるようだ。
真っ白い建物が岩山の土色の中に輝いている。
ウェイさんに聞くと「ポルン」だと教えてくれる。
こんな場所に検問所があるのは何のためか分からないが、
チベットの交通が要所要所で中国政府の管理下にあることがよく分かる。
そういえば、ニャラムの町はずれにも検問所があった。
石ばかりの荒涼とした荒れ地の中をモウモウと土煙を
上げながら走っていく。
車内にはどこからともなくこの土煙が進入してくる。
運転手のウェイさん以外は全員が前日渡されている
マスクをつけて乗っている。
しばらく走ると前方に無数のタルチョンが束ねられて
道路の上をトンネルの入り口のように覆っている。
ここがトン・ラ峠だ。標高5,120Mほどある。
ここで車が停車する。
後を振り返ると白銀がまぶしい山が見える。
皆一斉に車を降りてこの景観を楽しむ。
ウェイさんの話だと、右手に見える一番高い山がシシャ・パマ
(標高8,012M)だという。
シシャ・パマはゆったりとした山容を見せて青空の中に
真っ白に輝いている。
私が8千メートル級の山を目にしたのは初めてだ。
風にはためくタルチョンとシシャ・パマです。
昔のタルチョンは絹製だったと聞いています。
そのため古いものは自然に風に吹かれて飛んでいったようです。
今のタルチョンは化繊で出来ているので風に強く腐りもしないので
古いタルチョンが汚れてゴミのようになって溜まっています。
左手の方にある山の名前を聞くと「ハマラヤ・モンテ」と教えてくれる。
どのピークがハマラヤ・モンテなのか、私の語学力では
確認できませんでした。
写真の中のどれかのピークであることは間違いがないのですが・・・
☆☆ 検問所 ☆☆
トン・ラ峠からは本格的なダート走行に移る。
草木のほとんどない荒涼とした平原を土煙を上げながら
緩やかな丘陵を登ったり下ったりを繰り返しながら走る。
地図を持っていない私には幾ら走っても風景が変わらないので
どこを走っているか分からない。
そんなとき前の方に瓦屋根を持った白くて大きな建物が見えてきた。
先行するランクルが止まっている。
どうやら検問所のようだ。道理で立派な建物だと思った。
中国政府関係の建物はチベットの人達の物より数段立派に建てられている。
この検問所も周りに何もないところにポツンと建てられている。
でも、北の方を見ると集落があるようだ。
真っ白い建物が岩山の土色の中に輝いている。
ウェイさんに聞くと「ポルン」だと教えてくれる。
こんな場所に検問所があるのは何のためか分からないが、
チベットの交通が要所要所で中国政府の管理下にあることがよく分かる。
そういえば、ニャラムの町はずれにも検問所があった。