井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

う~ん、握力が・・・(美笛の滝でアイスクライミング)

2012-01-25 20:52:43 | 札幌近郊の山
 1月24日(火)

 今日は、アイスクライミングに初挑戦です。
場所は、美笛の滝です。
札幌から2時間強、支笏湖にほど近い場所です。

 私は、クライミング系のものはほとんど経験がありません。
Ko氏の誘いもあり、アイスクライミング初体験となりました。
バイルはいつも一緒に登山をしているOn氏から借りました。
アイゼンは、秀岳荘のレンタルを利用しました。
最新のアイゼンが2泊3日で1,500円とお手軽な値段です。
前日に靴を持っていくとアイゼンを最良のポイントに調整してくれます。

 このアイゼンとバイルを持って、いざ、美笛の滝です!
美笛の滝には駐車場から20分ほど歩かなければなりません。
滝の手前にある山肌が実に嫌なところです。
何と雪崩の巣のような所なのです。
この斜面の前を70~80mはトラバースしなければなりません。

 一人ずつ間隔を取ってトラバースします。
2~3日前に降った雪が30センチほどはあり嫌らしい感じがします。
ここを何とか渡りきって、やっと、滝の下に到着です。

 しかし、滝を見ると雪に覆われておりブルーアイスが見あたりません。
私のイメージでは、青い色をした氷の滝が目の前にあるはずですが・・・・
目の前には白く雪まみれの急斜面があるだけです。

 この雪の下にブルーアイスが隠されていました。
トップが登って行くにしたがってブルーアイスが顔を出します。
トップは除雪をしながらクライミングをしなければならないという難行苦行を強いられています。
このトップを行く人のお陰で私が登れる氷が顔を出したのです。

 私は3番目に登りました。
バイルを凍りに打ち込むのは思ったより力がいります。
アイゼンの前歯を凍りに向けて蹴り込むのですが、なかなか上手く刺さってくれません。
いきおい、バイルを打ち込んだ両手の力に頼って登ります。
お陰で、1本目は何とかのぼれましたが、腕の筋肉がパンパンになってしまいました。

 次は、1本目に登ったさらに上にある滝を登ります。
最後が垂直になった氷で1本目よりは難易度が高くなっています。
この滝を登り出しましたが、何としても最後の3mくらいが登れません。

腕の力というより握力が無くなってきてバイルを握っていることが出来ません。
ここでギブアップです。
私の力ではこの最後の垂直の氷を登ることは出来ません。

 クライミングは足で登らなければいけないといわれています。
そのことは頭では理解できていますが、現実のものとするのはもう少し本数を重ねなければいけないようです。

 危険を承知でもう少し頑張ってみようかと思っています。

 (今回は写真を写す余裕がありませんでした。悪しからず・・・)

今日は小樽の塩谷丸山へ

2012-01-22 20:57:50 | 札幌近郊の山
 1月22日(土)
 今日はKo氏に誘われて札幌山の会のツアーに入れてもらいました。
小樽市の郊外にある塩谷丸山へ山スキーに出掛けました。

 今日は午後から天気が崩れて来るという予報です。
しかし、曇り空の中、雪は降っていないので予定どうり出掛けます。

 Ko氏宅で車を乗り換えて塩谷を目指します。
1時間強で塩谷駅に到着です。
駅の駐車場はすでに満杯の状態です。
   

 ここでメンバーが揃うのを待ちます。
塩谷丸山は札幌からしか居場所にあること、海の見える山であること、雪質もまあまあ野山であることなどから人気のある山です。
札幌などからもガイドツアーで沢山の人が入っています。

 しかし、登山口に駐車場が整備されていないため、塩谷駅の駐車場を利用しているのです。
ここから登山口まで15分ほど歩きます。
登山口から山頂までは約1時間半~2時間ほどです。

   
    今日もこのように沢山に人が登っています。

 山頂からは余市や塩谷の町が見えています。
   
    余市方面です。一番奥に積丹の山並みが見えています。
   
    塩谷の市街方面です。この右手に小樽の町が見えるのですが、今日は雲の中です。

   
    積丹の海をバックに記念写真です。

 山頂で写真を写すとサッサと下山です。
天気が崩れない内に下山してしまいます。
少し湿って重い雪ですが、木々が少なく広い斜面を一気に降ります。
そして、樹木が混み合った急な斜面の谷を降るとあとは固く踏み固められた林道を滑ります。

 林道を快調に飛ばすともう登山口に着いてしまいます。
9時を少し回った時間に歩き出して12時半には駐車場へ戻ってしまいました。
軽く汗をかいて、楽しんだ1日でした。

 参考のために地図を添付しておきます。
   

 くれぐれも、車の駐車場所には気を付けてください。
また、道路をスキーで降らないように注意してください。

札幌近郊の山(朝里岳)でパウダーを楽しむ!

2012-01-20 15:49:28 | 札幌近郊の山
 1月18日(水) 札幌近郊にある札幌国際スキー場から朝里岳に登り、そこから朝里岳沢川に向かってスキーで滑る。

 いつものメンバーに加え、今日は、女性が1人加わって総勢6名で札幌国際スキー場から朝里岳の山頂までシールを付けて登り、そこからパウダースノーを楽しもうという企画です。

 天気予報は曇りですが、幸い風がないとの予報です。
ここは日本海から直ぐ近くの山ですので風が吹くと視界が無くなります。
視界が無くなりと朝里岳の平坦な山頂部では方向を見失う恐れがあるのです。
でも、今日の予報ならその心配はないようです。

 8:30分に集合、9児から運行を開始するゴンドラで山頂駅へ向かいます。
ここから朝里岳の山頂を目指して小1時間登ります。
    
    まずは、ゴンドラの駅をバックに記念写真を撮ります。

 ここからちょっと急な斜面もありますが、シールを効かせて登ります。
今日は平日、朝里岳の山頂へ向かうスキーヤーは私達だけのようです。
登って行くにしたがって針葉樹に雪が吹き付いた樹氷が現れます。
新雪は踝くらいです。
シールが良く効くのでドンドン登ります。
   

 40分ほど登ったところで朝里岳の山頂辺りに着きます。
ここでシールを外します。
   
   
    視界が開けてきて正面に白井岳が見えてきます。

 私達が滑り降りる朝里岳沢に向かう尾根も見えてきます。
この辺りは平らな地形ですので視界がなければ方向を見失いがちで気を付けなければいけません。

 さあ、まずはちょっとクラストしてシュカブラのある凸凹した斜面を滑り降ります。
ほどなく、尾根に続く新雪にでます。
ここからはめいめい自由にシュプールを刻みます。

 地図上で1117mと書かれた地点からいよいよ沢に向かって滑り降ります。
このバーンが最高なのです。
フワ、フワ、の新雪を思い切り楽しみます。
   

 結局、昼食後もう1本滑ってしまいました。
1日に2本、思う存分にパウダースノーを楽しんでみんな大満足です。

 最後に、ログを貼り付けた地図をお見せします。
興味のある方は、行ってみてください。
しかし、このコースはスキー場ではありません。
くれぐれも、事故責任で遭難騒ぎなど起こさないようにスキーを楽しんでください。

    

Youtubeに動画がアップされています。
興味のある方は、ぜひ、見てください。
  アドレスです。
   http://www.youtube.com/watch?v=GNQYEHMQzfE

今日は近郊の迷沢山へ

2012-01-15 20:23:24 | 札幌近郊の山
 1月15日 
今日は札幌近郊にある迷沢山へ出掛けてきました。
この山と手稲山への登山口となる平和の滝駐車場までは自宅から車で15分ほどでしょうか。
とても身近な場所にある山なのです。

この登山口からは、手稲山、阿部山、迷沢山などに登れます。
一番人気は、スノーシューやツボ足で登る手稲山です。
山頂まで3時間弱と手頃なだけでなく、山頂にはストーブが燃え軽食を提供してくれるスキー場のロッジがあります。
ロッジの窓からは晴れていると札幌市内から石狩湾までが見えます。
この眺めを見るだけでも価値があります。
実は、先週の9日にツボ足で登ってきました。

 今日はこの手稲山とは沢一つ隔てた迷沢山に登ります。
8:40分、平和の滝駐車場は、すでに15台ほどの車が止まり満杯状態です。
仕方がないので駐車場の手前に路上駐車します。

 ここで、スキーを履いて登ります。
途中までは手稲山へ登るコースと同じ所を歩きます。
登山道は固く踏み固められておりツボ足でも十分に歩けます。
スキーを担ぐよりは履いている方が楽ですので私はスキーで歩きます。

 25分ほど歩くと送電線の下に来ます。
ここで手稲山へのコースと別れ、沢を渡って送電線下の開かれた急な斜面を登ります。
ここ2~3日は雪が降っていないので固く踏み固められたトレースが続いています。
このトレースを利用しながらドンドン登ります。

 急斜面を登りきって少し平らな斜面に出たあたりから送電線下から少し右手の林の中を歩きます。
この方が風の影響を受けずに歩けます。
トレースの状態から先行者は3人いるようです。

トレースの所々が急な斜面ではシールの利きが甘くなります。
こんな場所はトレースを外して適当に新雪に入って自分のトレースを作ります。
2時間ほど歩くと急な斜面を登り終え稜線に出ます。
ここからは左手に見える沢を大きくトラバース気味に円を描くように回り込みます。

 この辺りは稜線ですので時折強い風が吹いてきます。
小雪がチラチラ降ってきます。
しかし、トレースがハッキリしているので迷う心配はいりません。

 稜線に出てから1時間弱、駐車場から約2時間半ほどで山頂に到着です。
山頂にはスキーの人が2人、スノーシューの人が1人いました。
トレースのお礼を言って私も一休みします。

 身体が冷えてくるのでフリースを着て汗で湿った帽子と手袋も換えます。
軽く食事を取ってから私も山を降ります。
冬は、身体が直ぐに冷えてしまうので山頂で10分も休めば十分です。

 先行して降っていったスキーの人はシールを外していました。
私は、またシールを付ける手間を考えてシールを着けたまま下ります。
そして稜線をトラバースしてここから降るだけという送電線下でシールを外します。

 ここからは送電線下を上手く利用しながらスキーで降ります。
苦労して登った斜面も降りだとほんの数分で滑り降りてしまいます。

 送電線下をスキーで降っているとスキーヤーの姿が目に付きます。
どうやらバックカントリーを楽しんでいる人達のようです。
山頂が目的ではなくてシンセいつの斜面を求めて登ってきているようです。

 私は、ドンドン滑ります。
多少の登りもありますがシールを付けるほどではありません。
15分ほどで沢の渡渉点まで降ってしまいます。
時計を見るとまだ午後12時半を少し回ったところです。

 9時少し前に登りだしたので3時間半ほどしか経っていません。
ここで、スキーを脱いでノンビリします。
残っていたパンを出してミルクティーと一緒に食べます。
ここですと、送電線下を滑ってくる人達がよく見えます。
彼らの滑りを見るには絶好の場所です。

10分ほどすると彼らの姿が見えてきました。
荷物を背をっていない人もいます。
今日の雪は少し湿った思い雪です。
その雪のため上手く曲がれないようです。

 私も大分度胸が付いてきましたが、スキー場とは違いバックカントリーの雪は千差万別です。
斜面の向き、気温の違いなどで同じ様な斜面でも雪質が違います。
それを上手く滑るところが楽しいのです。

自分の体力と技術との相談で安全に滑る方法を考えます。
それが山スキーの楽しさですね。



カラパタールからアイランドピークへ ・ 雑感3

2012-01-09 21:37:49 | エベレスト街道を歩きカラパタールからアイランドピークへ
 カトマンズの町でエベレストの水晶が売られていました。
アイランドピークのハイキャンプの水場から取ってきた水晶のことを思い出しました。
水晶には霊力があると信じられています。
   

   
 小さな水晶ですが、ガイドから記念にもらった物です。
針のように細い物もありました。
このような物は耳飾りとして使うようです。

 もらってきた水晶は全て孫のお土産にしましたが、ほしいという方がいましたので1個を孫からもらってプレゼントすることにしました。
もらってくれた方がこの水晶の霊力で守られるなら素晴らしいことです。