不老愚 助光 れいん坊

嘘、誤魔化し、怠慢を憤り、愛情、親切、思いやり、を喜び感動を記事にしています。

爆笑の人生相談

2009-06-10 15:27:00 | 冗談囃子

今日の午前中に床屋さんに行って来ました。そこで頭を刈って貰いながらラジオを聞いて居ましたら、「お悩み相談室」をやってましたが、此れが大爆笑でした。
 神奈川県にお住まいの40代の女性からの御相談・・・
「私は 子育ても一段落して、毎日相変わらずの日々に退屈な生活をして居りました。先日 街で或る男性に声をかけられました。其れが何と二十数年前に交際して居た彼だったのです。偶然の再会に驚きましたが、込み上げて来る懐かしさについ「お茶でも・・・」と言う訳で昔話に花を咲かせてしまいました。それからはもうズルズルと・・・溺れてしまい、今では彼の事をいっときも忘れられ無くて、私どうしたらいいでしょう?」
 勝手にしやがれっ!!と怒鳴りつけてやりたい所ですが、我慢して聞いてましたら、相談員の先生は「貴女の気持ちは良く分かります。ところで 相手の男性の気持ちはどうなんですか?」と聞きますと「勿論 彼は私に夢中です。逢う度に熱っぽく『僕は昔の気持ちとちっとも変って無い。』と言って呉れますから・・・其の言葉を聞くたびに段々溺れて行く自分をどうしようもありません」
 相談員「それで 貴女はどうしたいのですか?」
 彼女「・・・」
 相談員「彼の気持ちは本気だと思いますか?」
 彼女「絶対に本気です!! どうしてそんな事を聞くんですか!?!」
 相談員「イヤ 一応念の為に・・・」
 彼女「アンタ失礼よ!! 彼に逢った事も無いのにィ!!」 あとは口角泡を飛ばしての激論ですが、あんまり面白かったので、大爆笑が止まりませんでした。でも 此の女性の旦那は此の事も知らないで、リストラに怯えながら一所懸命に働いて居るのでしょうね。 


恋の作戦?

2009-06-09 14:48:10 | 冗談囃子

此の頃 プロポーズの出来ない男が増えて居ると言われます。まさか!?!信じられません!!。
原因は 「切欠がが掴めなかった」と言うのが共通している理由の中で最も多いものだそうです。何と言う意気地なしでしょう! 「男だろう!?!シッカリせんかい!!」とドヤシツケてやりたい気持ちです。要するに決断力と勇気が無いだけでしょうが!! それをグダグダ屁理屈こいて尤もらしく言い訳をして「格好付けるんじゃねぇ~!!」
 自信が無い奴に限って その場のムードとかシチュエーションがとか何かと非現実的な状況に浸りたがるけど、要はプロポーズなんだから、「相手と結婚したい」と言う目的を単刀直入に言えばいいのに「話の順序」とか「其処へ持って行く段取り」とか普段あまり使わない脳味噌を必死に使おうとするけれどもそんなものは無駄です。物事は段取り通りには進みません。だから 軽い乗りで「オゥ!暇か?暇だったら結婚しようぜ!!♪」ってな具合で充分でしょう。今の時代 中世ヨーロッパの様な長ったらしい殺し文句でコロリとなる女性は居ません。此方が喋って居るところへ携帯が掛ッて来て「モシモシ アッ御免 直ぐ行く じゃぁね~」と 間抜けで哀れな男を残して彼女は足取り軽く去って行く♪
 さて 以前のはなしです。某アイドル女性タレントがテレビのトーク番組で喋って居た事です。彼との交際もかなりのものになり、「そろそろ結婚してもいいかな?」と思って居た時、とある公園にデートをしました。人通りも少なく静かで、明かりも薄明かりで何処からか静かな音楽が聞こえて来る、と言う最高のシチュエーションの中で、急に彼が黙り込んで一点を見つめて考え込んで居ます。
 彼女は「愈々来たな? いったいどんな形をして彼の言葉を受け止めようかしら?しおらしく泣いて見せようかしら?」と 胸の高鳴りを覚えながら「其の時」を待ちました。 と 其の時「ブォ~~ェ!!」と天にも響く大音響で彼がオナラをしたのです。彼が一点を見つめて考え込んで居たのはプロポーズでは無くてオナラの発射準備だったのです。可哀想な彼女!!でもそれは彼の作戦だったのかも知れませんね。勿論 それっきり二人は別れたのであります。


男の悔しさ!?!

2009-06-08 18:54:27 | 文学・歴史

今日の岡崎先生の講義です。
百人一首 第五十三番 右大将道綱の母
 「嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る」 作者はかの有名な本朝三美人と言われる才色兼備の人、「蜻蛉日記」の作者です。
 夫 摂政関白藤原兼家が身分の低い「町の小路の女」の所に通い詰め、ちっとも自分の所へ来て呉れない嘆きを読んだ歌です。
 或る夜 久しぶりに訪ねて来た兼家が作者の門を叩いたが、怒って居る作者は直ぐには門を開けて迎え入れようとはせず、此の歌を詠み送ったと言われるものです。「嘆き 嘆き一人寝る夜の 其の明けるまでの時間がどんなに長いものか分かりますか?分からないでしょう。!」と突き付けられた兼家は其の歌の見事さに「いと 興あり!」=「仲々やるワイ!」と言い、返歌しました「げにやげに 冬の夜ならぬ槙の戸も 遅くあくるは 苦しかりけり」=「ワァ~ お前の言う通りじゃ! 然し 締め出しは辛かった 堪忍どすェってな所でしょうか?
 でも 此の兼家さんは許せません!本朝三美人で才色兼備な人をを第二夫人としながら、「町の小路の女」に浮気をするなんて、男として羨ましいし,悔しいから断じて許せません のどすェ


女房の入浴?

2009-06-07 11:39:00 | 冗談囃子


介護用の椅子です。アームが起こせるようになって居て、座る所が90度回転して楽に立ったり座ったり出来ます。


昨夜 初めて女房をお風呂に入れました。
 狭い浴室に介護用の椅子を持ちこみまして、何十年振りかで女房の背中を洗いました。先ず 半身欲で温まって居る間に、私が自分の体を洗い、女房が交代して上がって椅子に座ってから、背中の手術痕に気を付けながらソーッと背中を洗いました。他の部分は自分で洗えるように看護師さんに指導して貰ってましたから、頭の先から足元までシャワーで洗い流して出来上がりです。
 未だ慣れない所為か狭い中で時間が掛りましたが、慣れて来れば手際も良くなり楽に出来る様になるでしょう。
 また 昨日は女房の布団を二階から一階に抱えて降りたり、食料品の買い出しをしたり、折り畳みのベッドを買いに行ったりでクタクタになりました。折り畳みベッドや、介護用の椅子にしても仲々遣い易い物が無くて、退院前に結局それぞれ三軒づつ廻って下見をしてやっと見つけた物です。
 たった三カ月くらいの必要の為に買うのは勿体無いし、将来 「自分が介護をされる時に必要」と考えて「其の時にも使える様に」と品物を選びましたが、仲々苦労しましたが、先ず先ずの物を見つける事が出来ました。介護用の製品は買えばべら棒に高価で、レンタルだと安いのですが、介護認定を受けないと安く借りられないのです。だから今回は将来も使える物だけに絞って買いました。


冤罪

2009-06-06 13:56:44 | 冗談囃子

足利事件の菅家利和受刑者が無期懲役で17年余も服役して4日無罪放免になりました。
 いったい此の責任は誰が取るのでしょう? 先ず 菅家さんが奪われた(失った)数々の事柄。「社会的地位、普通に働けば得られた筈の資産、人間関係、精神的苦痛、未だ未だイッパイあるでしょう。それらを 誰がどう言う形で責任を取るのでしょう?
 菅家さんは 「警察も検察も裁判所も絶対に許せない! 間違えました!では済ませない! 謝って貰いたい!!」と言ってますが、17年と言う歳月を心ならずも「無実」を叫び続けながらも堪え忍び、47歳の人生の盛りを17年間も奪い取られた無念さを、どの様に表現したらいいのか?怒りの余り、言い尽せなかったのでしょう。
 一方 此の事件が既に時効が成立しているので、真犯人はもう逮捕出来ない事に就いて、此の責任は誰がどのようにして取るのでしょう? 今迄 こう言うケースで検察も裁判所も責任を取ったと言う話は聞いた事がありません。菅家さんが言う「許せない!」と言う意味は其の事も含めて言って居るのではないでしょうか? 検察も裁判所も何も罰せられ無いなんて・・・此れでは 被害者も、遺族も救われません。真犯人の薄笑いが聞こえて来るようです。許せません!!! こう言った重大な犯罪は時効を無くすべきです。
 そして 此の冤罪を作り上げてしまった警察も、検察も、裁判所も関係者全員を「弾劾裁判」にかけて厳しく罰するべきです。そうしないと警察、検察、裁判所もマンネリ化してしまって頼りになりません。だから 何処かで一発「喝!!」を入れないといけなくなってしまったのでしょう。 


妻が退院しました。

2009-06-05 19:35:00 | 冗談囃子

妻が 延べ22日間の入院生活を完了しまして本日退院しました。 お陰様で回復経過が順調で、先生も予想外の回復振りに驚いて「こんなに早い回復は珍しい!」と言って居ました。単純動物ほど生命力が強いと言いますから・・・
 それにしても 入院中は色んな事がありました。様々な患者さんが居ましたから夫々の個別の要求を病院側にぶっつけて、看護師さん達を振り回して居ましたし、同室の患者さんも迷惑しました。見てますと 高齢者の女性は自分の主張を言いまして、相手の意見は全く聞こうとしません。看護師が来る度に同じ事を繰り返し述べて、其れに対して相手が何か説得をしようとしても全く聞かず、又同じ事を繰り返し喋るのです。ボケてる訳じゃありません。只 話相手になって欲しいのです。看護師さんは 其の同じ話を我慢強く聞いて上げて居ます。大変なお仕事ですねぇ~。孫の話、息子の話、嫁の話と、自分がもう何度も話した事は忘れては居ません。言わば「偽装認知」です。それでも誰かに相手をして欲しいと言う切実な気持ちがそう言う空しく、悲しい行動をさせてしまうのです。そして 其れが息子や嫁や孫達から煩がられてスポイルされる要因になるのです。もっと自分の周りの人達の意見を聞くとか、姿勢を見るとかして、自分磨きをしないともっと酷い孤独状態になるでしょう。
 色々勉強になった入院生活でした。


静岡空港

2009-06-04 19:41:12 | 而今

本日 静岡空港が開港しました。 
 然し 誰がどう考えても静岡に空港は要りません。直ぐ西にセントレア有り、東に羽田空港が有ると言うのに3,000億円もかけて、色々な問題を抱えた侭の強引に迎えた静岡空港の開港です。何しろ現在予定されている全便が、全部満席になったとしても赤字が年に3.8億円になると言うのです。何と言う馬鹿げた話でしょう!!。此れは全部県民の税金で賄われるのです。おまけに搭乗率補償と言って搭乗率が70%を下回った場合には、県民の税金から一人当たり¥15,000を航空会社に払うと言う条件付きで飛行機に飛んで頂くのです。どうして こんなに迄して無用な飛行機をとばすのでしょうか?? 全く理解出来ません。みんな・みんな県民の血税です。これ等は全部石川知事と其れを取り捲く利権者達です。いったい静岡県民にこの様な負担をさせる権利が知事にあるのでしょうか? 静岡県民は「物言わぬ県民」です。公の場や、表立った場所では意見が有っても言いません。然し時間が経つとジワリと出て来ます。其れを察知した石川知事は大問題・大騒ぎになる前にサッサと辞めてしまいました。何たる卑怯者でしょう。こんな奴 絶対に許せません。!!
 「赤字空港」は遠からず消えるでしょうが「石川知事の汚名」は永遠に残る事でしょう。


北朝鮮!?!

2009-06-03 19:45:15 | 冗談囃子

北朝鮮が荒れ狂ってます。 核実験はするわ、ミサイルの発射実験を連発するはでもう「やけくそのやりたい放題」ってヤツですか。 アメリカを始めとする大国達は「国連・安保理決議」だとか「議長声明」なんて言ってワァワァ騒いでますが、北朝鮮は平気の平左を決め込んで、大国の皆さんの慌て振りを面白がって笑ってます。
 評論家の先生方は「金正日が体制作りに焦って居る、とか 後継者に禅譲するのに悩んで居る、とか外から見えない北朝鮮内部の事を色々憶測して尤もらしく仰ってますが、当らずしも遠からずでしょうが、所詮は憶測に過ぎません。
 然し 金正日は痛快でしょうねぇ! アメリカもロシアも中国も言葉では「遺憾の意」は言うものの、直接には何も制裁等仲々出来ないから、「フン!馬鹿な奴等がゴチャゴチャ言ってるけど 何にも出来ねぇくせに!!」
 つまり 北朝鮮を制裁するには武力では出来ない事、また 他の制裁と言えば経済制裁でしょうが、経済制裁なんかされても金正日とその一族、そして何時も公式の場で、勲章を胸一杯にぶら下げて金正日の周りを取り捲いて居る軍の長老達は「痛くも痒くもありません。 彼等特権階級にはどれだけ物資が不足しても必ず潤沢に廻る様に仕組まれているのです。悲惨な目に逢い困るのは一般国民です。
 だから「やるなら やってみろ!そうすれば北朝鮮国民はヤケッパチになって大暴れするから何が起きるか分かんねぇ~ぞ!!」と 人民を人質として開き直っていますから、今の所 有効な方法が見つからないのです。
 仕方が無いからもう暫くまちましょう。金正日が死ぬか、軍の長老達が死に絶えるまで。とどのつまり 軍の長老達の方が早く死に絶えそうです。そうなれば金正日体制は自然に崩壊するでしょう。其の時 金正日もその一族は今迄の仇を打たれる事になるでしょう。血生臭い恐怖の復讐劇が始まります。でも それは仕方が無いでしょう。今迄酷い事を遣り過ぎたんですから・・・この所の核実験も、ミサイル発射もその末期的危機感の現れと言えるのではないでしょうか?
 


秘めたる恋の歌

2009-06-01 20:47:45 | 文学・歴史

今日の静大 岡崎先生の講義より
 古来「恋は 秘めたるをもって最善と為す」と申します。百人一首のなかで、「秘めたる恋」を詠った歌の双璧と言われる二首にまつわる逸話を勉強しました。
 四十番 平 兼盛 <しのぶれど 色に出にけり わが恋は ものや思うふと 人の問ふまで>  


「心の内に秘かに忍びこめて居た恋が、顔色や態度に出てしまった。私の恋は人が怪しみ尋ねる程まで・・・」
四十一番 壬生忠見 <恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか> 


「恋をしていると言う私の噂が早くも立ってしまった。誰にも知られないように、心密かに思いそめたのに・・・」
 これ等の二首の歌はどちらも「心密かに恋焦がれて居る 忍ぶ恋」の歌です。その遣る瀬無さが堪りませんが、此れは 天徳四年(960)村上天皇の御前で開催された歌合(歌の良しあしを争う団体戦)でお題は「忍ぶ恋」。後世これは歌合の範と仰がれました。歌の優劣を判定する判者には左大臣藤原実頼は、此の二首を比べて 余りの素晴らしい歌なので、判定に困って村上天皇に「両者とも甲乙付け難く引き分けにしたいと存知ます」と言上しましたが、村上天皇が「勝負をつけなさい」と言われたので左大臣藤原実頼は困ってしまいました。 そこでふと天皇の方を盗み見やれば天皇が「しのぶれど・・・」と呟いておいでになって居るかの様に見えたので、「平 兼盛!」と判定をしたと言う話です。


其れを聞いた平 兼盛は嬉しさの余り 手の舞い 足の踏む所を知らず 踊りながら帰ったと言う逸話が残っていると言う 面白い講義でした。