お茶だのみ

　今年もお茶の季節となりました。毎年この季節になりますと思います。「お茶はどうしてこんなに高価なのだろう？」と。新茶の入札価格は１キログラム１０万円もします。たかがお茶ですよ！お米だって１０キロ￥３，０００位なのに何と言うことでしょう？
　静岡はお茶処と言われて昔からお茶が主要産業で、大昔から其れにしがみ付いて来ました。けれども　今ではその産出量では鹿児島県に抜かれて久しいのに、未だ何も新しい手立てを打ち立てずに居ます。
　静岡市の人口が毎年６，０００人づつ減少して居ます。原因は新しい産業が無く、市としての魅力が全く無いから　と　言われて居ます。市長も県知事も何も手を打ち出せずにいます。土地柄でしょうか？此の侭では衰退の一途です。
　富士山も三保ノ松原も世界遺産になったのに、何時までもお茶にしがみ付いて居て街が衰退して行くのは寂しい限りです。