第三の矢

　安倍総理　第三の矢を放ちましたが、何時の間に何処に向けて放ったのか、余りにも印象が薄いので気が付きませんでした。
　「成長戦略」として１０年後に国民の年収を今より１５０万円アップする、のだと言います。聞いた此方としては「本当かね？」「どう言う方法で？」と言った疑問の方が先に出ました。
　全く具体性の無い＜絵に描いた餅＞みたいな話で、安倍総理は第一、第二に続く第三の矢のアイデアが出て来なくて、何だか苦し紛れに発射したものの様です。
　つまり　元々アベノミクスには第三の矢としての有効打は準備出来て居なかったのでしょう。そして　第一の矢と、第二の矢が思いの外に大当たりをして仕舞ったので、続く第三の矢として決定的な有効打が考え出せ無くて困り果てたのでしょう。
　国の内外から期待に胸膨らせた守銭奴達からはヤイノヤイノと催促されるし、と言っても良いアイデアは無いし、とうとう苦し紛れの＜イタチの最後っ屁＞で、＜１０年後１５０万＞をひり出したのです。そして　世界中に臭い失望感がイッパイに漂っています。ア～ァ！！