「不屈の桜」です。 此の木は 人間がもう枯死した、と解釈して幹を斬って仕舞いました。が ドッコイ生きて居ました。切断された幹から細い枝を出して、今年 その枝に花を咲かせました。何と言う生命力でしょう。まさに「不屈の桜」です。
此の桜は 人間達に言いたい事が山ほどあった事でしょう。「もっと手入れをして呉れればこんな姿にならなかった」とか・・・。然し 何も言わず、愚痴も言わず、只 在るがままの状況の中で、密かに命を繋いで見事に花を咲かせました。
私達人間は、何と愚かで、自分勝手で、周りの事柄に無神経で、PM2.5や、放射能を撒き散らし、もの言わぬ動植物に迷惑をかけっ放しです。きっと神様が、此の赦せない人間達に厳罰を下すでしょう。此の木をを仰ぎ見てそう思いました。