「修二会」奈良東大寺二月堂のお水取り最大の法会、籠松明が昨夜行われました。北河原公敬別当は、放送で「北日本大震災の被害者に、自分の出来る事は力を尽くしてさい」と言いました。
長さ8メートル重さ70キログラムの籠松明に灯を燈して、担いだ童子が、二月堂一杯に駆け回りますと、二万五千人の観衆達からドッと歓声が挙がりました。
此の修二会は西暦752年に始まり、今年で1,262回になり、其の間度重なる戦乱や、天災にも、只の一度も途絶える事無く続いて来た歴史的行事です。
昔から 此の「お水取り」が済むと春が来ると言う風に言われて居まして、寒い冬をジッと我慢して来た人達が待ち焦がれた風物詩です。
人類の不祥事を懺悔・悔悟して、今年の平穏無事を祈願する法会です。どうか今年は大災害が起きません様にお祈りします。