清少納言
春はあけぼの やうやう白くなりゆく 山ぎは 少し明りて 紫だちたる雲のほそくたなびきたる
孟浩然
春眠不覚暁 しゅんみん あかつきをおぼえず
処処聞啼鳥 しょしょ ていちょうをきく
夜来風雨声 やらい ふううのこえ
花落知多少 はな おちることをしる たしょう
やっと嫌な嫌な嫌な冬が行ってくれたらしいです。特に強く感じるのは朝です。朝の気温・匂い・そして音、小鳥達の囀り、花の匂い、布団から出た時のフンワリとした暖かさ。これぞ待ちに待った春です。この冬はなまじダイエットなんかした所為で特に寒さが見に堪えました。だから この千年も前の文人の春の朝を愛でる作品にシミジミ共感する次第です。