不老愚 助光 れいん坊

嘘、誤魔化し、怠慢を憤り、愛情、親切、思いやり、を喜び感動を記事にしています。

ブービーの楽しさ・・・

2005-11-10 20:51:47 | 不老愚の仮眠愚アウト
私がサラリーマン現役の時、いつも先頭を走って居る人だった。
社内の仕事は勿論、何か他社の人達と合同でのプロジェクトとかいった場合でも、気が付くと何時の間にか先頭に立って仕切り役をやって居た。特に自分が望んでその役を奪取した訳ではなかったのに なんとなく祭り上げられて 役割分担から段取り、皆の意見の取り纏めや方向付けまでやってしまっていた。
 そして いつも後になって 一人クタクタに疲れて「なんで 自分はこんな事を頼まれもしないのにやっているんだろう?」と悔やんだのである。
 要するに 世渡りの下手な、おだてに乗り易い阿呆って事だ。周りの要領のいい人達に上手に操られていたのだ。
 半年前に退職する一年程前にふと意識的に「皆の一番後ろから二番目(ブービー)のポジション」に自分を置くことを心がけて見た。すると なんと気楽で楽しい事か今迄見え無かった周囲の景色が見える。音が聞こえる。話したことがない人と冗談が言える。色んな人が声をかけてくれる。楽しいぃ~ シマッタもっと早くこうすれば良かったと思った。遅かりしぃ~尤も もっとズーッと早くからこのポジションに居たらとっくに会社をクビになってたかも知れないけど・・・。
 まっいいか これからこの流儀で行こう、馬鹿な自分に気が付いて良かったと思えば・・・